2016 チャンピオン29号

刃牙
刃牙のピクルアゲ。
熱く闘いあった間柄なればこそ、武蔵に勝つと信じているのか。
でも、ネットのバレ記事の見出しなんかで、勝敗の行方をなんとなく
知ってしまっているから、物悲しい。
自分が読むのが遅いのがいかんのだけど。

鮫島最後の十五日
常に、確かな見る目を発揮してきたで有ろう禅定親方。
彼すら驚きを隠せなかった丈影の下克上。
しかしこれは、とても歪な成長に見えてならない。
憎悪によって無理矢理パワーを引き出しているような。

そんな彼も、鯉太郎との一番で本来の純粋な心を取り戻すよ、きっと。

猫神じゃらし!
としくんをスーハーする咲を思い出した。(つまわた二巻早よ)
確実にヘンタイ行為なのに、若い女の子がやると可愛いのはズルいなあ。

吸血鬼すぐ死ぬ
例外はない、兄貴もギャグキャラだった!

Gメン
センターカラーやら重版出来やら、スリーセブンに比べて随分好調じゃない。
あっちより雰囲気明るいし、実際面白いけれども。

実は私は
お得意のパターン、セルフパロディ来たで。
と思ったらさらに発展させてきおった。
痴女ネタを融合させつつ、獅狼をゲイネタに巻き込む多層構造。
しかし面白くはあるのだが、演出に息切れを感じなくもない。

囚人リク
なにこれ?!
なにこれ、え?なにこれ?!
改造人間ってレベルじゃねーぞ
どうして人の頭が付いてるんですか。ロボじゃダメなんですか。

正義の殺人鬼
急展開が続いていると思っていたけれど、ナグリとも決着が付いて巻きが早い。
これは打ち切りかなあ。

2016 チャンピオン28号

永遠の一手
表紙のカット絵を見ただけでは、将棋ソフトがプロ棋士を破った実話を描く
ドキュメンタリーかなんかかと思ったのだが。
第一話を読んだ限りはかなり出来が良くて、期待出来るみたい。
松島幸太朗も画力に衰えなく、むしろ迫力が増したようだ。

弱虫ペダル
小野田くんがこういう、次に想いを託すようなことをするの、初めてかな。
初心者で、引き上げられ、押し上げられ、最後の一人になって闘った前年と
いい対比になっている。

少年ラケット
ラバーだけで千種類?異世界だな、それは。
形状は同じでちょっと硬さが違うだけ、とかだと気づかないわ、自分なら。

お兄さんの目標、地方大会とか、望み低すぎじゃないですか、
と思ってたらそういうことかい。まんまと騙されたわ。

猫神じゃらし!
雪子ちゃんがエロいなあと思いました。

Gメン
小沢先生は、ホンマにこういうすぐ死んで欲しいクズ描くの上手いわー。
このクソ客のものと思われる、駐車のど下手なワンボックスが、いい味出してる。

鮫島最後の十五日
じっくり描くなー、禅定部屋回想編。
まだ丈影のターン。
似た境遇でありながら、決定的に性質の異なる泡影。
丈影は、なまじ強かったからこそ意識せざるを得ないでいた。
結果、技巧派という自分のスタイルを見失い、大きな壁にぶち当たる。
体が大きくならない、という鯉太郎とも共通する悩みを挟むことで、
後半戦最初のライバルとしてキャラの肉付けが出来てきた。

2016 チャンピオン27号

Gメン
先輩達留年してる?!
くっそ、余りにも堂々とし過ぎていて、三年の教室に居るのに違和感無かったわ。

脅威の天王会が、先輩たちを恐れて手出し出来ない期間が伸びたことに
安堵している、自分の小心者加減に気づいて情けない。

実は私は
相澤さんを締めくくる感動のラストエピソードなんだけど、
全校生徒相手に上演している舞台演劇の体は徹底して欲しかったな。
最後まで、お互いは役名で呼び合うことを徹底するとかしないと、
急に内輪ネタ始めたようで、観ている方が困惑すると思うのよ。

囚人リク
原田看守、熱い。理不尽に連れてこられた地下世界でも義を貫き通した。
で、いよいよ登場するわけですね、内海看守。
パイプエリア侵入を妨害しなかったのは、希望を熟成させるためか。

鮫島最後の十五日
丈影からするとこれは、決定的にして屈辱的な敗北だろうな。
立ち上がりのブチかましを受け止められ、混乱の内に闇雲な張り手連打。
泡影デビュー戦相手の里村と全く同じ、無様な闘いをした上で一蹴されるとは。

少年ラケット
「君のことはなんでも知っているよ」という態度は人見知りを隠すため、か。
そう聞くと可愛いような、やっぱりコワイような。
この作品の登場人物たちは、こういうキャラ作りで相手に深刻なショックを
与えたとき、素直に謝れるのがとても好感だと思います。

恋愛菌糸きのたけさん
人気のない暗がりに連れて行くなんて、ハレンチな。
短期集中連載最終回。
可愛い絵柄で安心してニヤニヤ読める、良い作品でした。
また同じくらいのスパンで短編シリーズを繰り返して欲しいものだよ。

2016 チャンピオン26号

新連載は、なんかダメだ。目が滑る。
メインキャラの男が、今のところ不快でしかない。
若い子は楽しめるのかな、こういうの。

弱虫ペダル
おおー、なんだかちょっと期待していた展開になってくれて、嬉しい。
箱学が全てのゼッケンを狙っている、というプライドを刺激して脚を削る策は
前々からずっと意識していたからなあ。
水田くんを当て馬に使いつつ、彼の希望には沿ってあげる鞭と飴。
こういう采配にクレバーを感じるよ。

全勝にかけるプライド、熱量の差によってエースが出ざるを得ない、
という展開もなかなか道理が通っていて、良い。

猫神じゃらし!
あー、ホント安心してニヤニヤできるわ。
こうして町中にネコガミ様が認知され、可愛がられていくんだろうなあ。

どうでも良いけど、沙耶ちゃん家のガラス障子戸が懐かしい感じ。
星雲のような小さい模様が付いたの、実家にも有ったわ。

刃牙
良いから早く守護れよ!
しかし、さすがのみっちゃんも呑まれ始めたのか、この曲がらない姿勢に。

あれ、ガイアって実際は何歳なんだっけ。
最近コンビニ版で死刑囚編に出ているのを読んだけど、
その時も子供扱いされていた気がする。

鮫島最後の十五日
禅定部屋掘り下げ編スタート。
丈影と泡影は同期なのか。そして、当初の二人は真逆の気質を見せている。
それでいて、彼らの神秘性の由来とも言える混血という点で、強い類似性が有る。
良いライバルになりそうなキャラクター配置でありながら、なぜ差が付いたのか。
次のエピソードが楽しみである。

囚人リク
おお、居たなあ原田看守。
裏切りではないな、これは。
衝撃度の高い発現をして、ゴツい看守から場の主導権を奪う手だろう。

吸血鬼すぐ死ぬ
仲間のクソゲーってなんやねんな。
集合意識が相互に交流している的な?

毎度、特殊な吸血鬼が登場するとそのルールに従わないといけない気がするが、
そんなことはなかったのだった。

少年ラケット
前回に続いて、ビリーは自分自身のキャラ付けが明確で、格好いいなあ。
「撃った弾の数覚えとらんのは負けパターンや」って、まさに西部劇のガンマン。

Gメン
あれ、前回の予想は完全にはずれてしまった。
純粋で快活で、かえって好感度の上がったヒロインだった。

2016 チャンピオン25号

弱虫ペダル
今日も今日とて、キリヤクンと水田クンの二人も使い潰してまで獲る
二日目ゴールの意義がわからない。
これ、総北が上がって来なかったら、水田クンを出しぬいて山岳賞まで
獲りそうな雰囲気有るよ、御堂筋クン。
ちょっとくらい美味しい思いをさせた方が、今後も利用しやすいはずなのに
そういう知能が回っていそうにない、今の御堂筋クン。

まあ、巻ちゃんが出れば盛り上がるんで、良いんですけどね。

刃牙
無刀の二刀流を極めんとした武蔵、結局真剣に立ち返る!
で、ピクルは斬られてまうん?

猫神じゃらし!
本当にこの、ヤマもオチも薄いけど安心して見ていられる感覚、イカ娘の後継だわ。

雪ちゃんの体つきが、とてもエロいなあと思いました。

囚人リク
ようやく動き出した、脱獄作戦が。もー、長いんですよホントに。

彼らがこれだけ堂々と動けるのは、看守側が囚人達の細かい人数やらを
把握していないからだろう。
看守は薬漬け、囚人は入れ替わりが激しいからこその抜け道。

吸血鬼すぐ死ぬ
新入社員をさらにフルイにかけるくらい、毎年の応募者が多いのか。
オータム書店、よっぽど儲かってんだな。
それとも、フクマさんの様な超人社員に憧れた猛者共が集まるのだろうか。

鮫島最後の十五日
泡影や丈影が、まるで菩薩像の様な宗教めいた雰囲気を醸し出しているね。
部屋の名前も禅定部屋と、仏教的だし。
汗や泥の臭いを感じさせない、バチバチシリーズには珍しいキャラクターだ。

実は私は
え、なんやこの展開。
シリアス過ぎる未来を困惑と共に受け止めるも、意外と真面目に面白い。
未来世界の猫型UFOは、両星の友好的接触の結果では無かったのか。
痴女が一大勢力として台頭していたのも、旧体制が崩壊したからこそ、か。
合う、ツジツマが。

ギャグアイテムのはずの記憶消去装置(ハンマー)がキーアイテムとして
話に組み込まれているのも上手い。上手いのか?よくわからないが面白い。

少年ラケット
良い決着でした。
自らの背面に落ちるボールを追いきれなかったビリー。
前進あるのみのプレースタイルと掛けて、下がるのは向いていないという
皮肉めいたセリフは粋な散り際。
そう言いながら、最後まで勝ちに食らいつこうとしているからこそ、光る。

ミドリノユーグレ
翠ちゃんは、よくあの成れの果てを守衛と認識できたもんだ。

ぽっぽちゃん恩を返す
藤近先生が漫画家辞めてなかったことが、まずは嬉しいと思いました。
ただやはり、デビュー作のインパクトが強すぎたか、今回はボチボチだな。

Gメン
あっこれ、脈無いわ。
この娘の本当の想い人は、女子ソフトの監督だかコーチの人で、
近くに居づらくて練習サボっちゃって、気持ちを紛らわすために
他の男の子と遊んでみたパターンだわ。
哀れなり、勝太。

恋愛菌糸きのたけさん
へっぽこ不良もどき女子とか、作者の性癖丸出しを感じる新キャラですね。

2016 チャンピオン24号

鮫島最後の十五日
取組み表の決め方が分かっていなかった(横綱大関とは当たらないと思っていた)ので、
丈影がラスボスかと思っていたのだが、もうここで対戦するのか。
とすると千秋楽の相手は順当に王虎か、天雷か。

囚人リク
ようし、やっと脱出作戦決行だ!
しかしなんだ、急な悪天候は。
火事を起こして混乱に乗じる作戦だったはずだが、雨で計画が崩れるってことか。
いいんだよ、そろそろ順調に運んでもいいんだよ。

恋愛菌糸きのたけさん
三話目だが、衰えがなく安定している。安心してニヤニヤできる良作の予感。
保健室の先生も可愛い。

Gメン
ああ、犬の娘とはもう完全に脈無しなんだ。哀れ。
日焼け女子、良いと思います。

正義の殺人鬼
地下世界地獄説、もう作中世界の真実になってるのね。
なんだか作風が変わってきた感が有るが、迷走しているのだろうか。

2016 チャンピオン22+23号

刃牙
骨は断てずとも、肉は切れていた。ならば自ずと、勝敗は決していた。
うん、その判断で決着として、良いんじゃないっすかね。
戦国の武人としてなら、殺しきるまで戦わなければならないというのは
当然の価値観かも知れないけれど、この武蔵は闘いの先に有る富と名誉を
見据えているのだから、別に殺さなくても構わんのでは?

弱虫ペダル
イケメン東堂、堂々の登場。
このところの本作、レースのルールへの不満ばかりが先にきて、正直つまらなかった。
(ついでに言うと、御堂筋クンが小物感出しちゃってるのもイヤ)
しかしそんな気持ちも、彼が登場するだけで一掃されてしまう。
このキャラクターの魅力はなんなんだろうね。

猫神じゃらし!
巨乳×セーター×天然=破壊力
良いと思います!
って、このボディで(13)は嘘でしょうよ。

吸血鬼すぐ死ぬ
吸血鬼「マナー違反」って、種族分類名じゃないの?
個人としての名前は持ってないの?
グールを使役する高等吸血鬼なのに、扱い低いな。

囚人リク
急に言動がゲイっぽくなったと思ったら、娘だと?!
いや実際、性別を偽っているのは有効なのかな、鬼龍院対策としては。