2016 チャンピオン17号

・実は私は
舞台化決定って、どういうこっちゃ。弱ペダミュージカルとかと同じに考えていいの?

余談だが、表紙の裏の写真がコワイ、ホラー映画か、と思ったらこれも舞台化だった。
阿比先生、おめでとうございます。原作の方読んでないけど。
舞台「クジラの子らは砂上に歌う」

で、今回の話はどういうことだ。ストーリーは次回に続く、でいいのかな?
新学年スタート以来最も謎な存在、箱女さんの正体は、依然謎のままなの?
新旧校長が、いずれも学生服着て屋上バトルという光景はシュールだったのに。

・吸血鬼すぐ死ぬ
このマンガで、KSGKだけは好きになれんな。
ロナルドの醜態におびき寄せられたかのようなダンピール半田。
一言も喋らんし、見落としやすいノド側に居たのに、存在感すごい。

刃牙
「的な」ね。言語を持たないからね。
ピクル、丈夫で良かった。右腕を犠牲にした克己が通用しないんだから、これくらいはね。

弱虫ペダル
かませ扱いの熊台が不憫でならない。
あと、総北をアゲるためにバシ君を驚き役へ落とすのやめてくれませんかね。
そして、未だ他校の上級生をブタ呼ばわりの鏑木。○んで。せめて落車して、すぐして。

・放課後ウィザード倶楽部
二話目。なんというか、地味な気がするなあ。
世界設定は恐らく、丁寧に作りこまれているんだと思う。その辺、架神作品っぽい空気がある。
けど、それと娯楽作品のおもしろさは、別なんだよな。
今は、読みやすいから読んでるだけだ。

ヒーラー・リリィの治癒行為は、エターナル=デボーテである!!

架神先生は本当にモヒカンザコ集団がお好きですね。

・囚人リク
足に鉤爪を仕込んだ鳥人拳とか、もう人間捨ててるレベルですね、スライスデビル。
というか、実際そういう覚悟なんだろう。
現状、この闘技場で勝ち続けることしか生きる道は無いから、やれることは徹底的にやる、と。

臆病MAXとのことだが、鳥人拳の派手な動きに紛れ込ませて、周囲にワイヤーを
張り巡らせている、というのが順当だろうか。

・正義の殺人鬼
梅美のスタンドが発現した!

この地下世界、意外と八方塞がりじゃないんだね。
ごく近いところに危険がいるけれど、それを予見して丁寧に立ち回れば避けられる余地がある。

街が有るとのことだが、またパンチマンと遭遇しそうだな。
手狩りに獲られた手を直しに、修復屋的な人物を訪れているよ、きっと。

・ビーストコンプレックス
最終回。
なんというか、ヨーロッパの洒落た映画でも観ている気分。素敵。
まあ、洋画なんてロクに観たことないんですけどね!

どうも、第二話の設定はパラレルっぽく見えるな。肉食と草食に明確な体格差が見られない。
あれを漆黒の黒歴史として読むと、今回の話本当に好き。

2016 別冊少年チャンピオン 4月号

弱虫ペダル SPARE BIKE
良いですね、我慢の男のルーツですね。
主役級のエリート達には及ぶべくもないほど、圧倒的な挫折感。だからこそ輝く不屈の精神。
メタ的には、それでもなお優勝に手が届かい未来を知っているから、殊更悲哀がある。

ダーウィンズゲーム
果たして、ラッキーミリオタオージは生き残れるのか。
実戦経験こそゼロだが、タイムスリップ説のような妙な勘を今後も発揮して役立ちそう。

カネヒラは瞬間移動系か。
カナメが動揺しすぎな気がするが、それだけ優れたシギルなのかもしれない。
エイスのワンの瞬間移動は攻撃にも応用できたが、こちらは移動特化型かな。

レーベンズvsトリニティ、さすがのシュカも、いきなり戦闘開始とは行かなかった。
随分大人しくなったものですね。

・百足
ああ、面白いよ。別チャン買ってて良かったよー。
お泉と再会して、一夜空けてからこっち、中だるみとは言わないまでも、流石に勢いは
弱まってきたかな、なんて思っていたけれど、今月はもう絶好調である。
クライマックスだらけである。

まずは、シリアスなギャグを連発する五番隊戦。
サソリの人とか、そんなべらべら喋ってる余裕無いだろ思ったら案の定で、笑い転げたわ。
牛に乗った子供は頭を粉砕されたことから、男子確定でいいかな。
まだ隊長達と、最終兵器を取りに戻ったおっさんが残ってるんだよな、五番隊。

続いて、連載初期から飛び回っていた三人娘やネコ娘とも決着。
散黒の散り際の潔さよ。前回死にそなった事を、恥じてすらいたのではないか。
業桐・死擂は、どっちがどっちかな。
爆薬剣の娘は輝いて死んでいったのに、毒剣の娘は不憫だったなあ。

そして、満を持しての十番隊登場である。
それぞれ、名前に「百」の字が入っていて、男子心をくすぐられるね。
一の将だけ「一」を抜いているのが洒落ている。
総大将大百足は、結局一番隊の大将とはどういう関係なんだろうか。
八の将百号は、突っ込んだら負けかな?

スピーシーズドメイン
濃いなー、土和父。ザ・バイタリティとでも言おうか。
この父の前では、アンリちゃんもただの娘っこに過ぎない。可愛い。

田中、ご両親公認。妹も渋々ながら了承と言った感じで、もうなんの心配も無いな。

聖闘士星矢LC外伝
長かったロストキャンバスシリーズも、とうとうここに完結。
手代木先生、お疲れ様でした。
あと、車田先生の次回掲載にも期待してます。

イティア様関連、早足で過ぎた様な印象もあるけれど、くどくならなくて逆に良かったかも。
教皇を継ぐことが、精神的にも戦闘システム的にも勝敗を決するキーになったのは素敵。

2016 チャンピオン16号

・放課後ウィザード倶楽部
あの架神先生がチャンピオンにやってきた。なんだか、妙な感慨が……。
作画がバーサスアースの人、というのもまた。
表紙の一枚絵だけ先に見ていて、ちょっとデザイン的にアレかな、とは思った。
失礼な話、バーサスアースの原作の方の人が作画しているのかと誤認した程。
しかし本編を読んでみれば、それは杞憂だったとわかる。さすがの画力よ。

サブタイトル「ゆめのなかにいる」(いしのなかにいる)や「ハイカキン」(廃課金)世界は、
いかにも架神先生のセンスだなあ、と。
差し当たり、ファンタジー冒険ものとしては不安の無さそうな立ち上がりだが。

・AIの遺伝子
医者の先生が急にブラックジャックめいた口調になったと思ったら、お芝居だったのか。
しかし実際、記憶を保持したまま子供の頃に戻ったとして、自分がカチグミ人生に
舵を切れるとは、到底思えない。このお話の客のように、ヌルい現状に甘えて、
気づいたら割と今と変わらないルートに進んでいることだろう。

弱虫ペダル
もう最近は同じ文句ばかり繰り返している気がするので、以下略で。
いやでも、御堂筋君がクレバーに出しぬいて、熊台は無惨にバラバラという今の展開だけで
ある程度面白いのだから、区間賞にルール上の高い価値が無いのは本当にもったいない。
数倍は面白さが上がるはずだよ。

・実は私は
吸血鬼に対しては、首元が開いた”普通のTシャツ”がセクシー衣装になる。
というのは、意外と斬新な発想。

・吸血鬼すぐ死ぬ
濃厚なヒナイチ回だった。
吸対の隊長は、ロナルドの血縁か何かかね。

・正義の殺人鬼
色んな種類の殺人鬼。中でも、自殺教唆の殺人鬼とは取り分けサイコだね。

おお、能力バトルもので確定か。ようやく安心して読める。
梅美ちゃんが受け取ったナイフは、能力を覚醒させる矢尻的なアレかな?

・ニコべん!
ここ数週くらいから雰囲気良い気がして読み始めたんだけど、いつの間にこんな、
眩しい青春ラブコメものになってたの?
初期にハコヅメ君をパシらせていた不良たちは、もう解決したの?しゃしゃって来ない?

・Gメン
いや、無茶だろ。単身で敵のたまり場に乗り込むなど。
せめて伊達君を頼ろう。でも伊達君がいたら安心感強すぎて面白く無いか、マンガとして。

・ビーストコンプレックス
異種族間のセックスは、単に愛情表現なのか生殖の意味を持つのか、想像の余地が有るな。

やはり先話がネックになっているなあ。
草食獣は総じて肉食獣より体力的に弱い、という設定は良くない。
その設定を頭から消せば、今週はまたクオリティ高いと思う。

2016 チャンピオン15号

刃牙
クロロホルムには勝てなかったよ。
というか、化学弱いのでよくわからないけれど、ネットの情報を鵜呑みにすると
相当に危険な毒物らしいじゃない、クロロホルム。よく生きてたね、ピクル。
あと都市部の住人は避難勧告とか出されたのかな。
この辺の説明をバンバン省くスピード感は刃牙らしいけれど。

ペイン博士はピクルを知らないのだなあ。
危険の無い手頃な餌ではその本能を満足できないからこそ、闘士達は肉体を欠損したのに。

弱虫ペダル
もうウワゴトの様に繰り返すけれど、区間賞には脚を使い切る程の価値はないからね?
総合優勝だけ狙ってね?
いや、わからんけどね。今回の熊台のように、別のチームが上がってくるまで足止めして、
そいつらがアタック仕掛けたら手を引いて休憩に入る戦略かも知れないし。
それにしたって、区間ポイントでも有れば”敢えて引いた”感が演出できるんだけどな。

・吸血鬼すぐ死ぬ
オータム書店はなんの組織なんですかねえ。
エロ空回るサンズ後輩、良いよ。

最近「嘘喰い」を一気読みしたせいで、デュエルで決めるシステムに號奪戦を連想した。
このシステムが有る以上、全編集者が高い武力を有しているはずだけれど、やはりその中でも
フクマさんだけが飛び抜けているのだろうか。

・実は私は
ううむ、今週の話はなんか、ノリに着いていけなかった。歳のせいかな?
獅穂が最後まであの顔にままだったのは地味に面白かったけれど、本筋の方がな。

はっ、ネイジィ・レターの世界は、この時に起こっていた事件だったのか。

・鮫島最後の十五日
熱戦開幕。
見開き、土俵に付いた鯉太郎に拳が、蒼希狼のものにも見えた。
二人の呼吸が合ったことが見せた、錯覚か。

覚えたての変化を早速使って見せた鯉太郎だが、まだ大山道の模倣を脱していないとすると、
蒼には通用しないかもしれないね。

・囚人リク
結局地下で合流するんなら、本当に意味無いじゃないですか、地上闘技場編。
いやまあ、スラデビへの意趣返しエピソードは必要、とは思うけれど。

レノマが気づいたこと、看守は囚人闘士を恐れている。かと思ったら違った。
明日をも知れぬ身で、武闘派揃いで、気安くは扱えない商品という立場にいて、
さらには肉体改造で武器まで持っている連中が、割と放し飼いなのはコワイわ、自分なら。

・ボクらの青春目次録
「黒虎」の鈴木快、読み切り。
思わず二度見してしまった。絵の上達度合いが尋常じゃないんじゃない?
デビュー読み切りの「ポストマン」が何もかも響かなくて、黒虎も全然読んでなかったのだが、
いつの間にこんなことになっていたんだ?いやあ、驚いた。

・ビーストコンプレックス
トラとビーバーのお話。先週に比べると、あまりグッと来ないのは、設定のせいか。
肉食獣だけ身体が大きくなるってのが、不可解。
彼らの社会生活に大きな影響を与えるのは、食性の差による本能的な衝動だけでよくないか。
例えば象とかカバとか、大型の装飾動物も、トラより大きくなれないの?
サイ先輩も、同級生の肉食獣にはされるがままなの?角で突き返さないの?

・Gメン
天王会がいい具合にクズです。本当上手いよな、こういう悪党描くの。

・正義の殺人鬼
なんだか話の性質が変わってきた。サスペンス感あって良いよ。
実は地下世界生まれの梅美が、ここで覚醒して正義の殺人鬼に、というのはいくらなんでも
ちゃぶ台返し過ぎるし、結局は仮面男が自身の嗜好を満たすために仕込んだ、芝居かな。
次号が待たれる。

2016 チャンピオン14号

弱虫ペダル
何度だって言ってやりますよ。お前ら、三日目のゴールだけを狙ってろよと。
御堂筋君さあ、二日目の山岳賞で水田君の脚を使い切らせて、なんになると思ってるの?
箱学は王者復権アピールのため、全ての区間賞を獲るつもりでいる。これはわかる。
そんな彼らに適度なプレッシャーを与えて、必要以上に消耗させる。これは戦略だ。
そのために、自分たちも本気で獲りに行っている風を装う必要が有る、までは道理なのだが。

そうか、水田くんに全力を演出させるため、まず味方から騙しているのかな。

・実は私は
岡くん、テレパス属性が消えるや否や、オープンヘンタイ属性が付与されてしまった。
それでも即ポリス沙汰にならないあたり、イケメンの貫禄である。
嶋公さんなら、お約束の逮捕オチである。

しかし、増田先生の画力の向上したこと。
伝説の欽ちゃん走りとはなんだったのか、と思うくらい動きのある絵も達者になってる。
などと古参ファンぶってみる。

刃牙
みっちゃんのテンドン、みっちゃんのダジャレ。どうしたの、芸人になっちゃったの?
しかし、いつまで経っても慣れない。武蔵の徳川家に対する不敬っぷり。

本部の言う「守護る」の定義がいまいちわからんのだが。
戦って降して、武蔵への戦意を挫けば守護ったことになるの?
烈さんを守護れていないことについては、どうお考えなの?

・ビーストコンプレックス
板垣巴留、新連載。
またなんというか、アフタヌーンとかに載ってそうな雰囲気の作風だな。
などと類型に当てはめて語るのは気後れする程に、完成度は高い。
動物の擬人化は、多様で複雑な世界設定を演出しつつ、記号化によって各キャラクターの
個性は初見で読者に理解されやすくなるのがメリットだが、これを高いバランス感で
扱いきれていると感じる。

・囚人リク
謎のメガネ看守、実は生きていたおじさん本人、では無いよな。
トンネルの方はもう、ほぼ完成ということだが、命の選別の心配はまだ続くの?
クーデターが開始したら、もうそれどころじゃないでしょうに。

・正義の殺人鬼
「君の肛門にク○がしたい」とは一体……?ケツでチューするってこと?
最後に登場した顔なしロン毛が正義の味方=正義の殺人鬼?唐突ではあるが。

・吸血鬼すぐ死ぬ
二分で敷かれた包囲網、元々は勘違いによるものなわけで、リアル誘拐が
発生していなかったらロナルドはいい恥さらしだったんじゃないだろうか。
というメタ視点で見ても、ナギリは便利な存在だったなあ。
そして本作品にしては珍しい、ニヒリズムを帯びたオチ。新しい作風への挑戦か。

・Gメン
いい意味で予想通りの展開になってきたなあ。この手の作品は、分かり易いのがよい。
意中の子と一緒に居るところを見られたのは失策だなあ、大吾。
絶対、彼女も巻き込まれるじゃない。

2016 チャンピオン13号

刃牙
おお、ようやく登場か、ピクル。
連載序盤で示唆された、時代を超越しての最強人類決定戦的なものが、ついに動き出すのか。
しっかりパンツは着用するようになり、現代の常識に染まって弱体化していなければ良いが。
カートゥーンめいて潰れてしまったワニは、往年の刃牙らしい表現で好き。

弱虫ペダル
やっぱり古賀君をレギュラーにするべきだったんじゃねえの?
なんなの、一人で全工程試走って。体力バカってレベルじゃねーぞ
今からでも遅くない、鏑木を降ろそう。古賀くんは入れないけど、降ろそう。

・吸血鬼コラボ
なんだったんだ、これは。と思ったけど「ノリと勢い」なら仕方がない。

・吸血鬼すぐ死ぬ
ご町内フットサル大会、観戦じゃなくて選手参加かよ。
フットサルの参加者も、ハンターギルドも吸対も、みんなジョン大好きなのな。
完全に市民権を得たアルマジロ
天使と悪魔の囁き、どっちにしろ買っていくんじゃねえか。欲望に忠実マジロ。

・実は私は
いいよ、青春だよ、岡くん。
クール系知的スカしキャラを貫いてきたからこそ、このもどかしい程言葉が途切れ途切れで、
まとまらなくて、最後にはただシンプルに叫ぶばかり、そんなさらけだす姿に心打たれる。
彼の恋の物語は、常に黒峰くんの存在と共にあった。
始まりも、自発的な失恋も、そしてこの告白劇の後押しも。根深い三角関係だなあ。

・囚人リク
あのイケメンの口ぶりからして、やはり地下からのスカウト組の方がレアなようだな。
最後に登場した巨漢は、おじさんによく似た風貌だが、彼こそがおじさんの協力者?
しかし長いな、地獄島編。

・侵略イカ
え、最終回なの?
お疲れ様でしたー!約1.5ヶ月の間、お疲れ様でした!
大コマで全員集合かと思ったけど、ちゃんとアメリカへ帰ったシンディーたちは不在なのね。

・鮫島最後の十五日
五里さんという名前から、ついついゴリラを連想してしまうめう。
ゴリラと言えば阿行親方。まさか、彼の血縁なのか?

全力で休息を取る鯉太郎と、全力の稽古でエンジンをかける蒼希狼。対照的だ。

・正義の殺人鬼
手狩り、糸使いかあ。
でもなあ、あれだけの糸を、主人公たちが部屋に入った後で張り巡らしたのは神業すぎない?
今もって、超能力バトルなのか超達人バトルなのか判じかねる。
超能力ものなら、そろそろ設定を明かさないと後出し感が出てくるし、非超能力ものなら
殺人鬼たちの技術に説得力が足りないんだよな。

・兄妹
最終回、お疲れ様でしたー。
なんだかいろいろなことがすっ飛ばされている気もするけれど、十二人委員については
まったくもって青葉さんの言うとおりなのだろう。
彼女らの人生には、もはや関わりあいの無いことだ。
楓ちゃんは結局、帽子スタイルに戻ったんだ。憧れを脱し、自分の個性として確立したか。

最後はマーニー世界(ひいてはヘレン世界)との繋がりを示しつつ、明るい読後感の締めだ。
意味ありげな、知らない番号の着信はなんだろう。次回作への布石だろうか。

2016 チャンピオン12号

・鮫島最後の十五日
大山道戦、清々しい決着。
今回も勝ち星を得た鯉太郎だが、ますますダメージは深刻に見える。
そして七日目は、え?蒼希狼も入ってたんだっけ。

弱虫ペダル
あー、イライラする。鏑木本当にイライラする。
小野田くんに言われて初めて、ようやく助けられた状況を自覚したようだけれど、
心の中ではまだ全然腑に落ちてないよ、こいつ。

山岳賞勝負を期待しちゃってる真波だが、流石に追いつかんだろ。満身創痍の手嶋を抱えて。
二日目は、三日目争いに食い込める位置まで追い上げる程度でよくない?

刃牙
なんだか、あまり納得のいく決着じゃあないなあ。
ジャックなら腕を極められていようが、腕を折られる覚悟でもう一あがき、
例えば蹴りの一つや二つは繰り出しそうなものだが。
本部の勝利有りきなブックだったね。

・実は私は
恋する女子は可愛い。なんか男子っぽい、萌えない妹キャラだった鳴が、キュンキュンする。
増田先生、こういう話のセリフ回しも随分と慣れてきた感があって、安心して読めるなあ。

最終ページ、岡君のダテメガネが妙に印象的に描かれているけれど、気持ちを隠す壁を
捨て去ったことを象徴しているだけかな。それとも、福の神が憑いちゃうのかな?

・囚人リク
地上闘技場の住人、やけに多いな。
地獄島地下からのスカウトだけじゃない、というか、大半は他所から売られてきたっぽいな。
極楽島や、その他の刑務所の死刑囚なんかを、刑を執行した体で連れて来ているのかも。

改造人間沢田、ワイヤー以外の武器も仕込んでいると見た。
最強死刑囚よろしく、刃物や爆薬くらい埋め込んでてもいいよ。

・正義の殺人鬼
解体屋の子どもたちが、エドワード・ゴーリーめいていて、コワイ。
結局、この地下世界の殺人鬼達は、なんらかの超能力者ってことでいいんですかね。
パンチおじさんの首ねじ切りパンチに続いて、見た目明らかに貧弱な子供達が人体を解体し、
あまつさえ返り血一つ付いていない状況や、手狩りおばさんの遠隔攻撃に、それ以外の
説明を付けられるとは思えない。

「正義の殺人鬼」というタイトルだが、主人公サイドの委員長女子が、
地下殺人鬼を殲滅するために自身も殺人鬼へ転身する、ということかな。
と同時に超能力に目覚めるくらいでないと、生き残れない気もする。

・Gメン
メタ発言っぽくは有るけど、本当にパターン化、というかお約束めいてきた勝太の一人相撲。
今回はあれかな、ケンカの結果、大吾と意気投合したところで、大吾の仲間が天王会に
巻き込まれ、それを助けるために大乱闘、なんやかんやでヒロインと大吾がくっつく、だな。