2016 チャンピオン13号

刃牙
おお、ようやく登場か、ピクル。
連載序盤で示唆された、時代を超越しての最強人類決定戦的なものが、ついに動き出すのか。
しっかりパンツは着用するようになり、現代の常識に染まって弱体化していなければ良いが。
カートゥーンめいて潰れてしまったワニは、往年の刃牙らしい表現で好き。

弱虫ペダル
やっぱり古賀君をレギュラーにするべきだったんじゃねえの?
なんなの、一人で全工程試走って。体力バカってレベルじゃねーぞ
今からでも遅くない、鏑木を降ろそう。古賀くんは入れないけど、降ろそう。

・吸血鬼コラボ
なんだったんだ、これは。と思ったけど「ノリと勢い」なら仕方がない。

・吸血鬼すぐ死ぬ
ご町内フットサル大会、観戦じゃなくて選手参加かよ。
フットサルの参加者も、ハンターギルドも吸対も、みんなジョン大好きなのな。
完全に市民権を得たアルマジロ
天使と悪魔の囁き、どっちにしろ買っていくんじゃねえか。欲望に忠実マジロ。

・実は私は
いいよ、青春だよ、岡くん。
クール系知的スカしキャラを貫いてきたからこそ、このもどかしい程言葉が途切れ途切れで、
まとまらなくて、最後にはただシンプルに叫ぶばかり、そんなさらけだす姿に心打たれる。
彼の恋の物語は、常に黒峰くんの存在と共にあった。
始まりも、自発的な失恋も、そしてこの告白劇の後押しも。根深い三角関係だなあ。

・囚人リク
あのイケメンの口ぶりからして、やはり地下からのスカウト組の方がレアなようだな。
最後に登場した巨漢は、おじさんによく似た風貌だが、彼こそがおじさんの協力者?
しかし長いな、地獄島編。

・侵略イカ
え、最終回なの?
お疲れ様でしたー!約1.5ヶ月の間、お疲れ様でした!
大コマで全員集合かと思ったけど、ちゃんとアメリカへ帰ったシンディーたちは不在なのね。

・鮫島最後の十五日
五里さんという名前から、ついついゴリラを連想してしまうめう。
ゴリラと言えば阿行親方。まさか、彼の血縁なのか?

全力で休息を取る鯉太郎と、全力の稽古でエンジンをかける蒼希狼。対照的だ。

・正義の殺人鬼
手狩り、糸使いかあ。
でもなあ、あれだけの糸を、主人公たちが部屋に入った後で張り巡らしたのは神業すぎない?
今もって、超能力バトルなのか超達人バトルなのか判じかねる。
超能力ものなら、そろそろ設定を明かさないと後出し感が出てくるし、非超能力ものなら
殺人鬼たちの技術に説得力が足りないんだよな。

・兄妹
最終回、お疲れ様でしたー。
なんだかいろいろなことがすっ飛ばされている気もするけれど、十二人委員については
まったくもって青葉さんの言うとおりなのだろう。
彼女らの人生には、もはや関わりあいの無いことだ。
楓ちゃんは結局、帽子スタイルに戻ったんだ。憧れを脱し、自分の個性として確立したか。

最後はマーニー世界(ひいてはヘレン世界)との繋がりを示しつつ、明るい読後感の締めだ。
意味ありげな、知らない番号の着信はなんだろう。次回作への布石だろうか。