2016 チャンピオン12号

・鮫島最後の十五日
大山道戦、清々しい決着。
今回も勝ち星を得た鯉太郎だが、ますますダメージは深刻に見える。
そして七日目は、え?蒼希狼も入ってたんだっけ。

弱虫ペダル
あー、イライラする。鏑木本当にイライラする。
小野田くんに言われて初めて、ようやく助けられた状況を自覚したようだけれど、
心の中ではまだ全然腑に落ちてないよ、こいつ。

山岳賞勝負を期待しちゃってる真波だが、流石に追いつかんだろ。満身創痍の手嶋を抱えて。
二日目は、三日目争いに食い込める位置まで追い上げる程度でよくない?

刃牙
なんだか、あまり納得のいく決着じゃあないなあ。
ジャックなら腕を極められていようが、腕を折られる覚悟でもう一あがき、
例えば蹴りの一つや二つは繰り出しそうなものだが。
本部の勝利有りきなブックだったね。

・実は私は
恋する女子は可愛い。なんか男子っぽい、萌えない妹キャラだった鳴が、キュンキュンする。
増田先生、こういう話のセリフ回しも随分と慣れてきた感があって、安心して読めるなあ。

最終ページ、岡君のダテメガネが妙に印象的に描かれているけれど、気持ちを隠す壁を
捨て去ったことを象徴しているだけかな。それとも、福の神が憑いちゃうのかな?

・囚人リク
地上闘技場の住人、やけに多いな。
地獄島地下からのスカウトだけじゃない、というか、大半は他所から売られてきたっぽいな。
極楽島や、その他の刑務所の死刑囚なんかを、刑を執行した体で連れて来ているのかも。

改造人間沢田、ワイヤー以外の武器も仕込んでいると見た。
最強死刑囚よろしく、刃物や爆薬くらい埋め込んでてもいいよ。

・正義の殺人鬼
解体屋の子どもたちが、エドワード・ゴーリーめいていて、コワイ。
結局、この地下世界の殺人鬼達は、なんらかの超能力者ってことでいいんですかね。
パンチおじさんの首ねじ切りパンチに続いて、見た目明らかに貧弱な子供達が人体を解体し、
あまつさえ返り血一つ付いていない状況や、手狩りおばさんの遠隔攻撃に、それ以外の
説明を付けられるとは思えない。

「正義の殺人鬼」というタイトルだが、主人公サイドの委員長女子が、
地下殺人鬼を殲滅するために自身も殺人鬼へ転身する、ということかな。
と同時に超能力に目覚めるくらいでないと、生き残れない気もする。

・Gメン
メタ発言っぽくは有るけど、本当にパターン化、というかお約束めいてきた勝太の一人相撲。
今回はあれかな、ケンカの結果、大吾と意気投合したところで、大吾の仲間が天王会に
巻き込まれ、それを助けるために大乱闘、なんやかんやでヒロインと大吾がくっつく、だな。