2016 チャンピオン15号

刃牙
クロロホルムには勝てなかったよ。
というか、化学弱いのでよくわからないけれど、ネットの情報を鵜呑みにすると
相当に危険な毒物らしいじゃない、クロロホルム。よく生きてたね、ピクル。
あと都市部の住人は避難勧告とか出されたのかな。
この辺の説明をバンバン省くスピード感は刃牙らしいけれど。

ペイン博士はピクルを知らないのだなあ。
危険の無い手頃な餌ではその本能を満足できないからこそ、闘士達は肉体を欠損したのに。

弱虫ペダル
もうウワゴトの様に繰り返すけれど、区間賞には脚を使い切る程の価値はないからね?
総合優勝だけ狙ってね?
いや、わからんけどね。今回の熊台のように、別のチームが上がってくるまで足止めして、
そいつらがアタック仕掛けたら手を引いて休憩に入る戦略かも知れないし。
それにしたって、区間ポイントでも有れば”敢えて引いた”感が演出できるんだけどな。

・吸血鬼すぐ死ぬ
オータム書店はなんの組織なんですかねえ。
エロ空回るサンズ後輩、良いよ。

最近「嘘喰い」を一気読みしたせいで、デュエルで決めるシステムに號奪戦を連想した。
このシステムが有る以上、全編集者が高い武力を有しているはずだけれど、やはりその中でも
フクマさんだけが飛び抜けているのだろうか。

・実は私は
ううむ、今週の話はなんか、ノリに着いていけなかった。歳のせいかな?
獅穂が最後まであの顔にままだったのは地味に面白かったけれど、本筋の方がな。

はっ、ネイジィ・レターの世界は、この時に起こっていた事件だったのか。

・鮫島最後の十五日
熱戦開幕。
見開き、土俵に付いた鯉太郎に拳が、蒼希狼のものにも見えた。
二人の呼吸が合ったことが見せた、錯覚か。

覚えたての変化を早速使って見せた鯉太郎だが、まだ大山道の模倣を脱していないとすると、
蒼には通用しないかもしれないね。

・囚人リク
結局地下で合流するんなら、本当に意味無いじゃないですか、地上闘技場編。
いやまあ、スラデビへの意趣返しエピソードは必要、とは思うけれど。

レノマが気づいたこと、看守は囚人闘士を恐れている。かと思ったら違った。
明日をも知れぬ身で、武闘派揃いで、気安くは扱えない商品という立場にいて、
さらには肉体改造で武器まで持っている連中が、割と放し飼いなのはコワイわ、自分なら。

・ボクらの青春目次録
「黒虎」の鈴木快、読み切り。
思わず二度見してしまった。絵の上達度合いが尋常じゃないんじゃない?
デビュー読み切りの「ポストマン」が何もかも響かなくて、黒虎も全然読んでなかったのだが、
いつの間にこんなことになっていたんだ?いやあ、驚いた。

・ビーストコンプレックス
トラとビーバーのお話。先週に比べると、あまりグッと来ないのは、設定のせいか。
肉食獣だけ身体が大きくなるってのが、不可解。
彼らの社会生活に大きな影響を与えるのは、食性の差による本能的な衝動だけでよくないか。
例えば象とかカバとか、大型の装飾動物も、トラより大きくなれないの?
サイ先輩も、同級生の肉食獣にはされるがままなの?角で突き返さないの?

・Gメン
天王会がいい具合にクズです。本当上手いよな、こういう悪党描くの。

・正義の殺人鬼
なんだか話の性質が変わってきた。サスペンス感あって良いよ。
実は地下世界生まれの梅美が、ここで覚醒して正義の殺人鬼に、というのはいくらなんでも
ちゃぶ台返し過ぎるし、結局は仮面男が自身の嗜好を満たすために仕込んだ、芝居かな。
次号が待たれる。