2015 別冊少年チャンピオン9月号

弱虫ペダル SPARE BIKE
うおお、表紙はまさかの小関さん。まじイケてるわ。
渡辺先生、巻末でさらりとコメントしているけど、表紙&巻頭カラーラッシュは激務過ぎる。

大過ぎる小関さんを、突然に失ったことで崩れた心の均衡。そのグラつきを抑えるためには、
小関さんと共に歩んだ自転車という道を手放すのが、何よりも簡単な手段だ。
だけれど、それは逃げだ。考えることの放棄だ。それが走りにも表れて、惨めな姿に顕れた。
それでももう一人、金城少年をよく見ていてくれた大人がいた。
愚直で口下手で、便りなさ気ながらも、小関さんの言葉を伝えてくれる男が居た。

崩れた心の均衡は、手放すことではなく踏み出すことで取り戻せ。金城少年の飛躍が始まる。

ダーウィンズゲーム
今回も情報量が多いにゃー。
出だしから、なにゆえタイプライター?と疑問を感じたが、なるほどデジタルな手段はすべて
Dゲーム運営に見張られているから、という配慮か。
逆に紙の印刷、物理的な磁気テープといった、ネットから遮断された物には介入できないのか。

シュカの本名は初出だったか?鈴音(レイン)に比べれば、まだ随分大人しく感じるわ。

可愛すぎる花屋の娘、まさかのDゲーム参戦!
さすがに、レインが監視するなりしているだろうから、次回でスズネちゃんサヨナラは無いよね。
でもなー、結構ウカツな所があるからなあ、レインちゃん。

スピーシーズドメイン
あの葡萄の食い方、本当にお上品だわ。
皮を剥き、ガラスの器に入れ、炭酸水に浸し、氷を浮かべ。手が込み過ぎ。

ああ、今更ながら気づいたけれど、「意識高い」って「中二病」の上品な言い換えだな。
「意識高い」のは世代的・行動の内容的には大学生〜社会人寄りだが、本質的な話で。

聖闘士星矢ロストキャンバス外伝
大トリを飾るはハクレイ・セージ兄弟の物語にて、最終章スタート。
出だしから、LCの先代に当たるゴールド同士の競り合い。この世代が出るだけで妙に昂ぶる。
スコーピオンのザフィリは確か、初登場だよな。登場初回にして、陰腹で死亡とは、忠義な。

古き水瓶座のクレスト様、なんたるショタジジイ。
この人はどうも見覚えが有る気がしたが、デジェル編に敵方として登場していたショタか。

・セトウツミ
たまらんな、この高校生の夏休みの空気感。
歳のせいか、こんな遅くまで起きているなんて、もう無理だわ。数日後に頭痛くなっちゃう。

・百足
勢い衰えんなあ。これは、期待しても良いのだろうか。
”百足”に対するは”百手”とは名付け的に安易に思わなくもない。
が、馬頭丸の強さの説明としては説得力有る気がする。
変態的な武器を操り、中には屍体を携行するキ○ガイまで存在する百足衆を相手取るには、
熊にも勝てる膂力と並んで、変態に動じない集中力と思考力こそが必要。
ほとんどの相手を頭を潰して仕留めているのも、師匠の教えだろうか。
大群相手に生き残り、最小の手数で勝利する取捨選択の、自然な結果だろうか。

身を隠していたお泉が「恋する娘の匂い」で嗅ぎつけられるのは、フクイ先生らしいなあ。

幹部格めいた褐色ハゲを含めて、一・ニ番隊全滅。
先に控える連中も劣らずの変態度合いなのだろうなあ。
ただ先遣隊とは言え、頭領が属していた一団が戦力的に残り八隊より劣るとは考えにくい。
やはり一対一の戦闘力では、馬頭丸に分が有るのは明らか。
とはいえ、疲弊した馬頭丸は一旦村に帰って休憩するわけにもいかないのだなあ。