2015 チャンピオン25号

弱虫ペダル
二代に渡ってこのキャプテン共は。精神論ワロタ、だな。
でもどうなんだろう。転勤していった小関さんも、実はこうだったのだろうか。
「浜田さんのチームを抜けた俺は、もうお前にアドバイスすることはできない」的な。
次号の別チャン次第で、こちらも意見を変えざるを得ないかもしれない。
小関さんがそうなら、仕方がない。

巻島さんの帰国を知るや、ウレションめいてオーラが覚醒する小野田くん、コワい。

刃牙
くそっ、サブタイトルでネタバレされた。これがなければ倍は面白かったのに。
シャオリーの進化形を見せた烈海王は、面目躍如。
かたや、何か違和感に気づきながらも、なんらのアクションを起こせなかった守護霊は
本当に何をしに来たのか、問い詰めたい。

・囚人リク
守れるものと守れないもの、守護るべきものの取捨選択。
その覚悟は、極限状態だからこそ浮き彫りにされるのだった。
しかし、まだまだ長そうだな、地獄島編。

・鮫島最後の十五日
ああ、なんと美しい決着だろうか。空流の生き様を貫いて勝ち取った、鯉太郎の勝ち星。

・クローバー
最初期メンバーが久しぶりに集まった。いいね、この感じ。
と思いきや、時間は流れ、人は変わるのだなあ。ケンジ、脱DTおめでとう。

・Gメン
タクミくんは、どこまでも変わらずにタクミくんだなあ。

・零怪層の住人
新人賞読み切り。
「次は気づいたら病院のベッドの上かもですね」のセリフがピークだった。
なんか、主人公の生き様に芯を感じないんだよな。

・兄妹
いや本当に、五島OBが今まさに部屋でくつろいでいたらどうするつもりだったのやら。
駆け足なたたみ方だったけれど、それでもやはり、悪霊や怪物の要素が少ない方が面白いな。

・蠢くニャグラゾテプ
最終回。
最終回にして繰り出された、フォークロアめいた怪しく閉鎖的な空気感は白眉。
ただ結局、総括としてはなんだかよくわからない連載だったな。

「贄櫓」という語が転じて「ニャグラ」か、と膝を打ったものの、「ゾテプ」部分には
特に言及されなくてしょんぼり。