2015 別冊少年チャンピオン5月号 前半

ダーウィンズゲーム
エイスとの本格的な衝突が開戦。
予想通り全滅する警察隊が哀しい。ただこれが、エイスの暴力を読者に誇示する目的ではなく、
大局を見るケーシの策の内、というのが上手い。
さてこれも予想通り、Dゲームに参加することになる篠塚君。
睨むだけで人を吹き飛ばすとは随分と強い能力だが、指の痛みに耐え、友を信じ続けたタフな
精神の持ちには、ふさわしい威力だろう。
強力すぎて手に余り、バランス取りのためにリタイア、なんてことは無かろうね。

弱虫ペダル SPARE BIKE
あの、携帯片手に運転している様を描写するのって、どうなんです、、、?
公道を走る競技を題材にした作品の登場キャラクターに、道交法上明らかな違法行為を
わざわざやらせる意義はなんなんだろう?
せめて、インカムを用いたハンズフリーにでもしとけば良かろうに。

なんか、話しぶりからすると、寒咲OBってメンテナンスには関わってない様子だな。
日頃の清掃はもちろん持ち主がするとして、難しい所の作業は古賀君任せなのだろうか。
本当に、実質的な要は古賀君だよな、総北って。

スピーシーズドメイン
一挙二話。
一本目。空気読めてない天然系かと思われた大機君が、意外と闇を抱えていて慄く。
超科学の真相は、謎のまま有耶無耶にせず、物語の軸として少しづつ、折に触れて
紐解いて行かれるのが良いのでしょう。
大機君もまた、なんらかの取り替え子だと考えるのは、安易かな。
アンリちゃんのヒゲが、若干中途半端な長さまで伸びてきてる。
ふんわりと整った印象がするが、ドワーフの誇りにかけてお手入れしているのだろうか。

二本目。
暴力沙汰を起こしたインが、きちんと謝罪するお話。
この作品、こういう描写をしっかり入れてくれるのが、本当に好感である。
魅重義の兄貴っぷり、田中の体を張った男気にホクホクしていたところで差し挟まる、
木下の「姉妹丼かな?」発言。発想がおっさん。
続く変態相馬君のクダリはもう、なんかズルいわ。ゲラゲラ笑ってしまう。

・ガンロック
モリアーティは、かの孤児に精神をダウンロードすることで生きながらえていた。
からくりサーカスの白金を思い出すなあ。
きょう気の天才科学者が不死不滅の肉体を求めるのは、自然の成り行きなのだろう。
ロックマンに於けるワイリー→サーゲスとか。


別チャンはボリューム有って疲れるので、後半分は明日にする。