2014 チャンピオン52号

・ベルリンは鐘
単行本発売記念、出張掲載。
この号、巻頭グラビアの人の、ほっぺたのハートメイクとかがこう、生理的に受付けず、
とりあえずカラーページを全部飛ばしてから、マンガの1P目まで戻る形でめくった。
本作、ちょっと戻りすぎたことによって発見したので、危うく見落としてた。

しかし、カラー映しないキャラだな、こいつら。

・Gメン
小沢としお新連載。
G組の舞台設定をみたときは、どこの○殺教室だといぶかんだが、なんのことは無く
蓋を開ければいつもの小沢作品。777と比べてシンプルな設定だし、安定して楽しめそう。

弱虫ペダル
総括。手嶋、なぜ出た。なぜ止まった?では無いよ。やはりそもそも、なぜ山岳争いに出た?
痺れてる感覚すら無いって、その状態で仮に山岳賞が取れたとして、どうするのさ。
これ、翌日に響くレベルの消耗だよね。逆に、この先のレースに支障が無かったら
全力を出してない事になって、白けるレベルの。
あなたキャプテンでしょうに。このあとのゴール、続いて二日目と、チームを指揮する立場の。

結果的には勝負にも勝てなかったし、クレバーキャラとしての格も落としたし、なんなの?

ダメだこれ。初日の山岳争いと言えば、前年が作中随一の名勝負だっただけに、余計ひどい。

刃牙
武蔵、煽ってゆくスタイル。
伝説の人物で、後年には水墨画などの美術作品を手がける文化的な側面も持っているため、
うっかりすると武蔵の人物像を人格者に設定しかねないところだが、やはり本質は戦士か。
しかも、勝敗が生き死にに直結する時代の戦士ならば、煽って相手の心を乱すのは
あまりにも基本的な戦略なのかもしれない。
実際、独歩は二度も構えを解かされている。完全に武蔵ペースである。

・兄妹
次号へ続くのか。マーニーが基本一話完結の構成だったから、違うスタイルを試したいのかな。
昔は尊敬出来るお兄ちゃんだったのに、変わってしまったことに耐えられなくて暴走、
お兄ちゃんを殺ってしまう、という筋だろうか。

・実は私は
おいーーー!またデウス・エキス・校長かよ!
校長は、白神さんと藍澤さんの仲を取り持つことが目的なんだろうが、ちょっと都合良すぎ。
あと、果たして嶋公に化ける必要は有ったのだろうか。涼お兄ちゃんのゲイペンペンを
期待した、この気持はどうしてくれるんだ。

鮫島、最後の十五日
空流三人衆、一番左は常松か。随分恰幅がよくなってるじゃないの。
次号、石川の最後の一番か。
どんな残酷が待ち受けていようと、土俵で戦い続ける。これはあくまで鯉太郎が自分自身に
課した覚悟であって、他の誰かがその残酷を負うことは、考えが及ばなかっただろう。
どう受け止め、自分の相撲人生に反映するのか。

いきいきごんぼ
ついに最終回か。最終回らしい最終回を意識してきた様子。
力を振り絞って告白して、当然ながら玉砕して、それでも変わらぬ日常を送り続ける。
なんだか輝いてるよ、リビドー。

テクノはアレだな、この先上手い具合に平均的な生活に収まってそうでかえって腹立たしい。