2014 チャンピオン51号
・兄妹
木々津克久 新連載。
もはや安定の木々津先生。
タッグ主人公の片方が骸骨だったり、怨霊が事件を引き起こしたりとダークホラーな皮を
かぶっている本作だが、雰囲気的には過去の作品より明るいものを感じるのは、主人公の
性格がヘレンやマーニーより活動的だからだろうか。
・弱虫ペダル
付録小冊子、こうして見ると呉南のメンバーも相当キワモノ揃いだな。
呉南、カチューシャ率高すぎ。イケメン東堂に憧れてんのか。
フェアーで在りたかった手嶋。それは讃えられるべき態度。
しかしながら、これで彼が勝ったら、実力差が明白だった以上、やはり興ざめだなあ。
気付かずにそのまま山を獲り、後で事情を知って、それをどう受け止めるか、が見たい。
ただ、ティーブレイクの手嶋らしさは良かった。今回だけは表情に余裕が無いのもグッド。
公平さのためにチャンスを捨てた。自分で選んだ決断だが、内心はひどく動揺しているはず。
いつものキメ台詞を使うことで、心を落ち着かせる試み、要は虚勢なんだろうな。
・刃牙道
たけしん愚地独歩とは何だったのか。
いい加減、武蔵上げが過ぎますぞ。本身持たせたら、ピクルも勝てないぞ、これ。
・実は私は
くそう、嶋公の存在感が強すぎる。
藍澤さんと獅穂の方の本筋も充分面白いはずなのだが。
涼お兄さんは、お尻ペンペンされないと良いですね。嶋公に(ゲイ的な意味で)。
・囚人リク
この展開は、総毛立つ。スライスデビルの思惑など通用しないと、甘く見ていた。
レノマ、あまりにもあっさりと堕つ。
椿が死んだんだ。大きな動脈を切られたレノマも、助かるまい。
物語の中核メンバーが脱落する喪失感は、大きい。