2014 チャンピオン32号

・実は私は
ラブ要素をダラダラ引き伸ばさず、進展させてくれるのは嬉しい。
人気投票か。嶋公の紹介「実は私は 留年してます」って、どこまでも残念な子だな。

弱虫ペダル
はぁ、急激に小物感挿し込まれ始めたし、これもう完全に銅橋の負ける流れじゃねえか。
パワーキャラなのにクレバーだった、爽快な男銅橋は、どこへ消えてしまったの?

刃牙
まさか、イメージでの立会いだけで決着とは。
想像での立会いならば、刀も想像上のモノでいいはずだが、みっちゃんは何を訝っているんだ?
と思いきや、その質問を待っていたかのような武蔵の応答。手刀で対戦していたとでも言うのか。
これは、先々グラップラー達と素手で戦うための、下地作りのエピソードなのだろうか。

・セトウツミ
川の変質者、瀬戸のおじいちゃんじゃなかった。
話を先回りする相槌にゲラゲラ笑っていたら、突然ガチ犯罪者ですよ。
瀬戸の親父も普通に下衆だったけれど、ついに本物のクズが登場してしまった。
ホノボノ日常物も、ちょっとした決断の差でダークサイドに転ぶことができるのだなあ。

・囚人リク
回想シーンの天野、もうちょっと選んであげて。
ヘリのロックは、割りと納得できるアンサーかな。
色々と綱渡りではあるが、それだけ困難な障害だったということで。

バチバチ
久しぶりに川さん見た。浮いてるけど、驚いてなんかあげないんだからね。

名探偵マーニー
前花さん、髪型が変わってる。なんか有ったっけ。ゆりかちゃんの悪い影響か?
誰も居なかったと言われていた鴻上ルーム、夜刀が何か横槍を入れているのかと疑ったが、
単に学外の人が来る時は隠れていただけか。

・狂気水路
猫黒ノミコ、新人賞読み切り。
ひいぃ、また鬼才が現れたよ。怖いよ。
ただ実は、阿部共実や たばよう のような、むき出しのきょう気は感じなかったりする。
クレバーと言うか、テクニカルと言うか。
上手くまとめるだけの技法を身に付けているんだなあ、などと感じたりする。
端々に楳図かずおテイストを入れたり、ときおりウエダハジメっぽさが有ったり、
黒絵日記だったりして、絵柄も大分計算している感がある。
真に鬼才なのか、秀才タイプなのか、これは次回作で見極めたい。

・ペーパーブレイバー
あー、なんか終わりそうな雰囲気だなあ。
まあ早めに締めて、今度こそ純粋なコメディーで再登場してくれた方が嬉しいが。