タイガーアンドバニー 7巻まで観た

はー、面白いわー。

舞台装置級の感がある、Mおじちゃんの能力からしてそうだし、娘の能力も唐突に思えたりと
1クール目から感じていた脚本の強引さというか、ご都合感はどうしても拭えない。
が、それは全部結局、全体的な熱さを最優先したものなのだと思える、圧倒的な熱量が凄い。

次回、#23の展開などはもう、一種の王道なわけだけれど、尋常な手段ではそのシナリオに
向かわせる事ができない。だからMおじちゃんの能力はあんなご無体な物にされた。
という邪推がまず出てくるんだけれど、多分映像を視聴すると「くだらねえことグダグダと
考えてないで、この熱を味わえばいいんだよ」と納得できることだろう。

Mおじちゃんとの因縁関係は、もう最高の熱量でカタルシスを迎えてくれると期待しているが、
問題は虎徹の能力に関するトラブルだなあ。
Mr.レジェンドですら乗り越えられなかった問題を、ご都合感無く解決できるだろうか。


能力と言えば、バイソンさんだけ劇中に能力が登場しないな、と思ってググってみた。
なんというか、残念感がすごすぎる。
”顔から大量の汗が出る”に比べれば、普通に強能力のはずなのに、むしろだからこそ、
宝の持ち腐れな残念感だろうか。
折紙も大概だと思っていたが、今巻で応用技を披露してくれたし、まだマシに思える。