2014 チャンピオン14号

弱虫ペダル
とじ込みふろく、『名場面&名言集』というタイトルだけ見て、反射的にイケメンの
「たったいま絶好調になった」が脳裏に浮かぶ。
全編通して現時点でも、あそこが最大の名場面だと言い切れる。
などとワクワクしながら開いてみたら、総北メンバーだけの特集だと気づいてしょんぼり。

・実は私は
みかんおばあちゃん、凛ちゃんの保護者になっとる。面倒見の良い子だねえ。

バチバチ
虎城さん、昔はあんなに立派だったのに、今やどうして…。てのは、この過去編始まってから
ずっとネタ的に抱いていた疑問だったが、どうもそこまで描くつもりらしい。
土俵で受けるプレッシャーには耐えられる人なのだから、横綱であること、追われる立場に
居ることそのものは、さほど苦では無いのだろう。
マスメディアへの出演や、重みの無い期待のコメントがストレスなのではないか。
同時に、これまで稽古に充てられていた時間も削られていく。
横綱として、強くあり続けなくてはいけませんね」などと軽々しく言うマスコミ達のせいで。

根が真面目な虎城さんは取材も断りきれず、段々病んできちゃったのかな。

・囚人リク
ヒゲ看守、強い。仕事の内容を考えれば、当然訓練は受けているだろうけれど、これ程か。
多分、他の看守はここまで動けないんじゃないか。普段の仕事は見回りだの事務管理だので
あまり筋力を使うものではないし、非常時も武器や手錠のロックでなんとかなっちゃうから
格闘術の鍛錬をしている看守は稀と思う。

名探偵マーニー
江戸建設の社長が死んだのも、ゲスな趣味の自業自得なんだよね。
ノブレス・オブリージュの出来ない者に、大きな富を得て欲しくないものです。


ANGEL VOICE
ゴザル、成した。ここから延長戦か。正直、ロスタイム明けて市蘭の勝利、でも良かったけど。

「為せば成る、為さねばならぬ、なにごとも」
あの重圧の中で口にするには、余りにも重い言葉だよ。
これでゴザルは、いざという時に自ら前へ出る精神力を獲得した。
舟和学院、強くて延長戦か?

・猫と人とアレルギーと
新人賞受賞作の読み切り。
絵柄は柔らかい阿部共実。話はなんだかムズムズする青春物。
最近、鬼女モノのまとめブログで、周囲の無理解によって死にかけた食品アレルギー系の
話を読んだばかりで、「アレルギー」という題材にビクビクしちゃう。

いきいきごんぼ
猫のぶれぶれ写真で、読み切りとまさかのコンボ。