2013 チャンピオン27号

・囚人リク
自分たちが脱出するために、獄内に残る誰かを巻き込むのは、
これまでと求められる覚悟の質が違う。
特にリクは、自分の痛みにはどこまでも耐えられるが、他人の痛みに敏感な子だからな。

弱虫ペダル
確信したわ。渡辺先生、間違いなく総北より箱学の方が好き。
師弟とも言える、同タイプの先輩後輩が最後の勝負をして、後輩がギリギリで
越えていく、なんて王道の展開を、鳴子でやらずに泉田にあげてしまうんだもの。

一年、高田城くん。実況解説のために頑張ってついてきた。

バチバチ
常松がデレた。

・ペーパーブレイバー
トリックスタータイプか、八兵衛。
最終ページ下段に、妙なエロスを感じた。
今後は白窓さんが二人がかりでいじられる展開になればいいよ。

・スリーセブン
なんだこれ、先が読めない。優希の話は前号で一旦区切りなのか。
表では弱い日陰者が、裏ではダークヒーローを演じる。そういう連中の
群像劇を目指しているのだろうか。

・実は私は
桜さんの醸し出す、保護者っぽい雰囲気はなんだろう。
オレンジさんが久しぶりに登場したけど、いい具合に角が取れてきた印象。
キャラクターが馴染んできたみたい。

名探偵マーニー
え、ヘレン?!しかもこんな大コマで。
19ページ目で後ろ姿を映したときは、あっちゃんの状態をドラマチックに
するための演出として、ちょい役で出したのだと思ったけど。

ヘレンの登場に驚き過ぎて、ゆりかちゃんの糞野郎っぷりに言及するの
忘れるところだった。

ANGEL VOICE
歳は取るもんじゃないわさ、ホント。目がうるうるしてきちゃった。
これまでずっと、サッカー部のみんなの気持ちを先に想っていたマイちゃん。
死に向かう覚悟もできていたはずの彼女が、ついに口に出してしまった弱音は
最後の時が本当に目前に迫っていることの証左。

・バーサスアース
ほ、滅火(ほろび)の巨塔編が、開幕してしまう、、、
うーん、いよいよもって、敵が人型で人語を解する知性体になってしまった。
ヤギサワ治外法権の時のような、邪気眼気質の信奉者ならまだしもなんだが。
敵の側が人の様な意志を持っていると、地球からの反撃という形態が
ぼやけて感じてしまうんだよな。

いきいきごんぼ
なんだ、男の方の顎が腹ぐらいまで伸びるのを期待していたのに。
カセイが本物過ぎて手に負えない。

・標本妖姫
読み切り。作者の忌木一郎は、別チャン創刊号の”妖虫奇談”と
13年1月号の”肉蝕紳士”で二度、読み切りを掲載している。
蜘蛛モチーフ好きの自分としては、大変印象的な作者さんだったのだが。
今回は蜘蛛は無し。しかし、お得意のクリーチャー描写は健在。
お話造りも成長が感じられる。

おっぱい先生がいつも酔っ払っていたのは、アルコール標本になぞらえて
正体を隠していたから?
酒が供物という可能性を疑って「カッパ 酒」で検索をかけたら、黄桜がヒットした。

・ハーベストマーチ
追い詰められてでは無く、自ら立ち向かう意志で変身したか。

ガッチャ☆改造脚のデカ女さんだ。またフクイ先生の趣味丸出しですね。