読んだマンガ

マジカルシェフ少女しずる(1) (アース・スターコミックス)

マジカルシェフ少女しずる(1) (アース・スターコミックス)

なんて恥ずかしいタイトルなんだろうか。
これ、屋上姫やデンキ街の本屋さんと一緒に買おうと思っていたのだが、
見つからなくて、店員さんに聞くのが本当に恥ずかしかった。
しかも結局品切れだったし。
メロンブックス行ったら普通に有ったし。日本橋のメロン、そのとき初めて入ったよ。

これは、大当たりだった。
恥ずかしい思いをしてまでも買った価値が有る。
キン肉マン的、昭和の少年漫画のノリをパロる技法は、もはや水先生の得意技だな。
過剰なインフレ、ネタのテンドンがテンポ良く使われていて、終始笑い通しだった。

第三話で急に出てきた生き別れの妹設定が、余りにもベタ過ぎて、
その一文を読んだだけで30秒くらい笑ってた。
ここが一番のヒットかもしれない。

その勢いのまま巻末ふろくを読んだら、過呼吸で死ぬかと思った。
この手のギャグ、大好きなんだよな、自分。
王知老師の出身国で完全にタガが外れて、以降、涙が止まらないわ頬の筋肉痛いわ、
酸欠で手が痺れてくるわ、大変だった。
多分冷静に読んだらそうでもないネタも混じってると思うけど、全部増幅されてるのだろう。
ツボに入るって、怖い。

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某大手マンガ感想サイトさんで本作を取り上げていたことで知ったのだけど、
しずるが持っている包丁に刻まれた「GALAXY 777」という銘、百均で売っている
万能包丁から来ているらしい。
なにそのネタ、マニアック過ぎ。