別冊チャンピオン 2012 12月号 後半

・ハダカノタイヨウ
新キャラは活発系の後輩女子。
やはり、水着デッサンで座禅してのける姉崎さんだけでは、紙面の華やかさが
足りないという配慮だろうか。
興味を持ったことを達成するために妥協を許さない、まっすぐな性格は爽やかで好印象。
一発逆転の天才性は今後のストーリーを転がす上での火付け役になり得る。
後輩という立ち位置も含めて、太陽を焚きつける役目も負っているのだろう。

・しこたま
ノリにノって来ている。1話で切らなくて本当に良かった。
しこたまーずと正規の野球部が、なんだかんだ大変仲良くやっているおかげで
一切のストレス無くバカ話を楽しめるのが良い。

しこが和服で現れたのは、相撲部屋の娘だからか。

今回は新メンバーが出なかったな。
このまま9人を集めるのでは無く、正規野球部と合流する展開だろうか。

・ブラックギャラクシー6
ギャルって意外と子供に優しいイメージ有るよね。

自分の場合、メガネが無いと鏡越しに見る己の顔がしっくりこない。
原始的と言われようとも、メガネを貫きたい。
ロード乗る時には視野を確保するため、コンタクトにしているが、自転車を降りた後に
わざわざ掛ける用の伊達メガネまで持っている始末。

・12月のゼファー
最終回か。
まあ、しょうがないよなー。最初が悪すぎた。
でも作者さんは間違いなく漫画家としてレベルアップしているので、次回作にご期待くださいだ。

・眠らないでタエちゃん
久しぶりに読んでみたら、随分面白くなっている気がする。
特に2本目のスピード感がすごい。
謎の伏字でフックを効かせ、大ゴマの哲学でメリハリを付ける。少ないページ数で大した躍動感。
あとおっぱい。

・読み切り スイソウガ学のジジョウ 後編
後編も素晴らしかった。
前編では途中でフェードアウトしてしまった同級生 琴吹奈菜が、後編では大活躍。
こういうウザカワ系のキャラクターはバランスが難しい物だが、この子は見ていて気持ちいい。
家に押しかけてきた際の大声を諌められた時の、理で諭せば素直に収めるあたりが大変好印象。

「吹作ゥ〜〜〜」「ちょっとなれなれしい」
のやり取りに代表される距離感が心地良い。みんな対等なのが良いのだろうか。

あと何あのお母さん、可愛い。

また次回の掲載をお待ちしています。

ブラック・ジャック創作秘話
オーラスのデザートであるフルットは別枠として、トリにこの作品が居るとやはり満足感が違う。

副編集長、阿久津氏。
何この人。オーラが壁村編集長に匹敵する怪物級。
というか、こんな強烈な個性が今頃登場する程、手塚神の伝説は底が知れない。