2012 チャンピオン42号

・囚人リク
カラーのリクは写実的過ぎて怖いっす。

ピンチをチャンスに変えたリク。
糞の搬出、単に参加しただけなら、今回の様に実際に異物が紛れているケースまでは
確認出来なかったことだろう。
これまで、リクが今回ほど能動的で自発的、かつ有効な一手を打ったことは無かった。
田中一郎の件を通じて、明らかに成長しているのがわかる。

・ゲーム板
”山下ストライク”
なんだこりゃ。山下の呆けた表情と、アオリ文「おっ立てた山下!!」
のおかげで、何かエロい空気を感じ掛けたが、よく考えたらそんなことはなかった。

・浦鉄
ノブ君は賢い子だな。
キチンと話を理解して聞いていないと、最後のオチは成立しないのだが、
それをなし得る説得力の有るキャラ造形が完成している。

・弱虫ペダル
空が灰色だけど、踏む。
毎週言っている気がするが、最高は１１段だろ？
ブラケットのデザイン、明らかにカンパニョーロだし、
レバーのデザインを見るにレコードかスーパーレコードとしか見えないんですが。
まさか、この晴れ舞台にケンタウル以下で挑むとは考え難いが、チームメンバーとの
ホイール換装を考えて敢えて手を加えているのかもしれない。
連載開始時点では、１１段はまだ市販されていない様なので、若しくは時代設定を合わせたのかも。

ついに光の翼を発現した山岳。
これは勝った！箱根学園優勝。

いや、ちょっと怖いよ、今。
てんむすの尾張編で受けたダメージの、再来をとても恐れているよ。
ライバルキャラがここまで勝ち得る描写をされた後、主人公補正としか言い様の無い
追い上げで逆転するのだけは、本当に勘弁してくださいね。本当に。

・いきいきごんぼ
くそう、クラスの女子と仲良くしやがって。羨ましいな。

夢を諦めるな、という言葉における「夢」とは、道徳的であったり、輝かしかったり
尊敬の対象になるものだけを指している。
「僕の夢はギャングスターだ(バァァァーーーーン！)」と言う人に、夢を諦めるなよ
と語りかける人は普通、居ない。
それがニートならば尚更だ。
その構造を、皆が無意識に理解しているから、今回のオチは成立する。

この本のことを思い出した。

私の嫌いな１０の言葉 (新潮文庫)

・バチバチ
かませとして十二分の働きをした大森山さん、おつです。
常松の相撲はクレバー。

・空が灰色だから
持ち上げて持ち上げて、落とす。
二人だけの閉じた世界へ落ちて行く。

・名探偵マーニー
これ、オチはどういうことなんだ？
少年は本当に幽霊だった、ということか。

マーニーの本名判明。
”真音”で”マリオン”とは。キラキラしている。
まあ、ロイド氏が欧米人ならおかしくはないか。

女の子らしい上着と野暮たいジーパンでアンバランス可愛い。
と思ったら翌日も同じ服を着ていてズボラ可愛い。
いざというときの用意とは、頭のお守りのことですか？

・ラララライブ
ヤル気マンマンのＫＵＪＩＲＡに、劇画調マネキンのテンドンと、
ページをめくったところで一笑い取る芸風が戻ってきた。
良い傾向だと思います。

キンガンズの人、嘔吐が止まらないレベルで酔うならスペアのメガネを
持ち歩くべき。
ガチ近眼の自覚が足らないよー？

・てんむす
てんむすに限っては、突っ込みどころにネチネチ因縁を付ける読書スタイル。

「総当りせんだーーーー！」
ここまで自信満々に繰り返されると、こっちが間違っているのかと不安になるんだが。
総当り戦てのは、参加する全部のチームと１回づつ試合する形式だよね？

先週説明した内容を３ページかけて、大ゴマも沢山つかって、ウザイ司会の全身を
コマぶち抜きで見せながらのルール確認。
何度も繰り返すが、そのルールは総当たり戦では無い。

食べた総量が伏せられたまま、というのは面白いかもしれないね。
あれだけオープンな場だとチェックし易いと思うが、それも戦略の内か。

聖域での神事、その一回戦の料理がハンバーガー。
って、これはギャグでやってるんだろうな。作中でツッコミ入れてるし。
ツッコミが入ればいいのか、という気もするが。

テーブルの配置、こういうものは、前夜に宿舎で代表を集めて抽選させるものだろう。
そこで他の各校に顔見せさせるチャンスでも有るのだから。
運営側の独断で決めるなとは言わないが、その場合はわざわざ”抽選”で決めたかどうか
まで開示する必要はない。

鬼気迫る顔をちょいちょい入れてくるけど、感情移入できない。
天子って、赤西本人とはさほど絡んでないのに、思い入れ強過ぎないか？
井端に至っては、理由も説明されていないから、置いてけぼりを食らう。

「見たことにゃわ」
これって、合ってるの？
「にゃあわ」ならば聞いたことなくも無いが。

今週はやけに大ゴマが多い印象だったが、その他はあまり突っ込み所なくて残念。

・読み切り　巨大魚
良かった。
途中まで、あの少女はチョウチンアンコウの提灯かと思っていたが、そう来たか。
ＫＨＴのおじさん、稚魚の擬態能力の虜になってませんか？
リアルコミュ障ほどハマりそう、、、