最近読んだマンガ

C.M.B.森羅博物館の事件目録(20) (講談社コミックス月刊マガジン)

C.M.B.森羅博物館の事件目録(20) (講談社コミックス月刊マガジン)

収録4作中、人死には1件だけ。本当に、殺人抜きでよく考えるよなー。
・12月 27日
GOTH BURGER。こういう小ネタ好き。
店員の衣装ももう少し凝るべき。
振られた事実を認めたくない人に、それを認めさせるには周りがどうこう言っても無駄。
本人の口から言わせる他無いんですね。
証拠を固めて犯人を追い詰める様な、普通のミステリとは異なるアプローチだったな。

・転落
普通。

・木片
タイムスリップSF。
以前にも、雪山の村であったシチュエーション。好きなのかな。
座布団を外す動作。年長者を敬うマナー?
こういうちょいとした描写で博学設定を裏付けてくれると安心する。
「完全さに耐えられない」
このアンサーを見た時、安易に考えてしまった。
自分の思う完全な仏像を掘りあげたことで、創作意欲が耐えてしまったのだと。
だがなるほど、完成形がはっきりと見えていたのに、それを現せなかった、
届かないことへの苦悩か。

・犀の図
3人目の父、登場。
森羅の母と父たちの関係ってどんなだっけ。顔面パンチとか、距離感が近すぎる。
トリックの方はまぁ、借金学生が考えたものだけに、リスキー。あまり良くない。


マンガの数が大分増えて来たので、QEDの方は買わずに、ネカフェで読んだ。
でも全体的に良かったな。購入すべきかもしれない。
CPU設計者の話が好きだった。
けど、論理パズルによる罠は、それを説明してくれる人がいないと成り立たないよね。
燈馬君が参加していなかったら、会社の元上司の人は強引な力技で突き進んでいただろう。
だまし絵の話。そのトリックは絵を見る限り、作動中に手すりが壁に干渉する形状だと思う。