絵本買った
エドワード・ゴーリーは断裁分離のクライムエッジで思い出したので。
自殺うさぎは、それを買う時amazonがお勧めしてきたので。
カタテマ作品ファンとして、ついでに買ってみた。
- 作者: エドワードゴーリー,Edward Gorey,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: 単行本
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変な話だけど、あまりに淡々としていてかえって心が落ち着く。
鎮静剤。
出た当初に買った高校生の時分は、この雰囲気に酔っていたのだろうな。
自分、英語の方は達者では無いので、リズムの妙味がつかめないのが残念。
日本語訳が巧い。短い文字数でしっかりと場面が見える。
- 作者: アンディライリー,Andy Riley
- 出版社/メーカー: 青山出版社
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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危険な場所に自ら突っ込んで行くもの、装置を設置・作動させた結果に死ぬもの、
それ、本当に死ねるの?っていう妙な状況の物、等々様々な自殺を見せてくる。
ノアの方舟に敢えて乗らない、というスケールのデカイ自殺には笑った。
これ以外にも笑える死に方がちらほら。
ヤリ投げで、投げたヤリへと追いついて、刺さった横で距離を測定 されたり、
シーソーでボーリング玉を頭上に落とそうとして失敗、めげずに仕掛けを改良したり、
男に振られた女の横で不倫がテーマの映画を再生したり、、、
こういう、死を淡々としたユーモアに仕立てる作品て、本当に必要だと思う。
だって、死ぬことって怖いのだから。
放っておくと、死ぬということの漠然とした恐怖が精神を侵してくる。
ここでこういう作品に触れ、ガス抜きをしたいんだ。