読んだマンガ

もう続刊出てた。ナナマルサンバツ 10巻のkindle版を欲していて見つけたのだが、
肝心のナナサンはまだっぽい。

一巻よりさらに面白い。
8〜11話あたりが好みだが、特に8話の「竜宮城のヒエラルキー」が好き。
海中で、どうやって燐寸を灯すつもりだろうか、とワクワクしながらページをめくると、
ストレートにあの結末である。落語やお伽話めいた、皮肉っぽさが感じられて、よい。
最終ページがたった3コマ、サイレントでドライに締められるスピード感も素晴らしい。
次点は11話、「四畳半の文豪」だな。鈴木先生お得意の、躍動感あふれる大胆な画面使いが
目を引くし、結末が明るい世界を向いているのも良い。