新刊

ACMA:GAME(8) (講談社コミックス)

ACMA:GAME(8) (講談社コミックス)

雑誌の方で読んでるけど、おまけページ目当てで買ってしまう。
ただ、電子版だとカバー下がスポイルされるのが許しがたい。相対的に損した気分になる。
損した気分を味わいたくないから、結果電子版すら買わないというケースも有り得ますよ。

さて本編。マルコのリベンジエピソードは、雑誌掲載時から好きな話だったが、
一冊にまとまった状態で読むと、そのスピード感が心地よい。
お互いがお互いの悪魔の能力を知っている状態でのゲームというのは、今回が初か。
本誌の方では上杉が”未使用の能力が残っている状態”を戦略に組み込んでいたが、
このゲームでのマルコこそ、まさにそういう使い方で能力を活用している。
便利な悪魔の能力は、是非とも使いたい。能力を使える状況を整えたなら、迷わず使うはず。
そういう思い込みの裏を掻くのは、能力バトル物の戦術としては高度ではなかろうか。

マルコ1ターン目、表面張力ギリギリセーフについて、雑誌で読んでいた時は、7L分を
残さず出しきった上であの状態なのかと理解し、さすがに都合良すぎると思った。
が、よく考えると1%分、70ml程は容器に残していいのだから、然程奇跡的でもないか。

と書いてから読み直してみたら、コルジァが「99.9%入水」って言ってた。
うぅん、となるとやはり、この部分だけは受け入れがたいな。