2014 チャンピオン24号

・実は私は
先生、喪女こじらせすぎ。
先生はどうしてモテないんだろうか。付き合って振られたなら、まだしも分かるけど。
という長年の疑問に、一応の回答が得られた回だった。
告白された男性たちは、先生の高望みの圧力を感じて辞退していたわけか。

・囚人リク
この殺し屋の男、ぽっと出感が強過ぎたので、勝負自体は1話で決着して良かった。
絞め技中に目潰しで反撃される危険性、すんなり理解できたのは真・餓狼伝で予習したお陰。
失禁によって心は折られているはずが、最後にまだあがけるのは職業ヒットマンの意地か。
ここはレノマが割って入って、かばっていると見た。

バチバチ
イワノフの存在感なんなの。

・オーマガ町の怪
先週触れ忘れていたけれど、面白いなこれ。
巻末コメントに有った通り、高橋葉介テイストのオマージュが感じられる。
ただし、楽しむべき最も分かりやすいポイントは、歩少年のリビドーの猛りである。

・クローバー
夜襲で頭数を減らすことで、万が一にも負けない状況を作る。
花京院の夜釣りの習性を知っているからこそ決行できる作戦で、春木達の卑劣さと賢しさを
同時にアピールできる一幕。
兼ねてから、この事態の中心人物であるハズの来栖が、蚊帳の外にいるのが気になっていた。
ゲンゲン退場の穴埋めとして、決勝戦から満を持して登場させる構成か。

ANGEL VOICE
延長戦て、前後半の間にインターバル無いの?
中途半端に休むとかえって動けなくなるし、気持ちが切れるのかもしれないが。

名探偵マーニー
カニックという概念を神格化して崇拝するあまりの、夜刀の謀反か。
宝探し事件での失敗で、鴻上はメカニックという神の体現者では無くなった。
もう、メカニックを鴻上には任せておけないと決意した瞬間だった。

夜刀が幼いマーニーに持ちかけた選択、一見すると鴻上のいつものお遊びのようだが、
本質的には真逆な点で、二人の良い対比になっている。

・ペーパーブレイバー
冒頭の三人は白窓さんか八兵衛と近づきたくて寄ってきたのかと思ったが、違うんだな。
ちょっと今回、八兵衛が可愛く描けてないんじゃないかと思っていたら、楠本さんだけ
やたら気合入ってておののく。