ケモノシマ 2巻

kindle版で購入。紙書籍で出てから3ヶ月も間を置く必要が有るんですかね。

最初の敵、野犬の群れはこれにて決着かな。
子供たちは宿舎を離れて港を目指すようだし、そうして舞台が転換している間に
飢えで全滅していることでしょう。


新たな獣の襲来編。表紙でネタバレしちゃっているけれど。
土砂崩れのところで襲われたとき、相手がどんな生き物かわからなかったのは
暗闇のせいなんだけど、イマイチ絵で表現出来てない気がするなあ。

裏庭の井戸作戦、誘いこむ際に獣との距離を意識していて好感。
どこぞの「まじかるー」にも見習って欲しいものです。


今回はイノシシ撃退までのキリの良いところで終わったわけだが、
次巻ではそろそろ、殺人獣達が発生した謎が明かされるのだろうか。
もうちょっとヒキを残した構成で、気を持たせてくれてもいいのになあ。
間違いなく好きな作品なんだけれど、もう二歩ぐらい頑張って欲しい感も否めない。