今日は走らなかったので、酒を飲みながらアニメ観る

「明日走らないので」が正しいかもしれない。

まどか☆マギカの劇場版新編、パッケージ版を観たよ。お酒飲みながら。
自宅だとどうしても、椅子がしょうもないせいでビデオ視聴の集中度合いが低下する。
そんなとき飲まずにはいられないのが、酒である。
ダラダラ酒飲みながらアニメを観られるのは、独身貴族の特権だよ。

以下、叛逆の物語のネタバレとか有るかも。
公開終了した作品については、あんまり配慮しないけれど。


とりあえず、コメンタリー付きで視聴することにした。
コメンタリーにアスミスが出演しないのは、ちょっと残念だった。
是非ミズハスと絡んで欲しかったけれども。
悠木さんと喜多村さんが、ガチオタっぷりを隠そうともしないあたりが清々しかった。

新編は本当に「ほむら☆マギカ」だったなあ。
コメンタリーの向こうからでも、ほむらの何とも言えないアレな感じがにじみ出てきて、
ああ、なんというか、当り障りのない表現が出来ない。

なるほどと思ったのは、コメンタリーの中に有った
「ほむらが愛を自覚したことで、色っぽくなった」という言。
極めて潔癖症だったほむらに俗っぽさが足されたのは、まどかの世界を穢した罪を背負って
悪を演じているためだと思っていた。けれど、己の欲を自覚した先の「悪魔」なのだから、
あの色気は演技では無くて、素だと考えるべきなのか。
と、ついつい極端な択一の思考になってしまうけれど、間を取りたい。
自身の欲望を自覚し、色気を纏った。それを芝居がかった動きで強調しているのだろう。
あえて強調することで、自分自身が心境の変化を受け入れ易くなること、有るよね。


ノンクレジットOP、出だしにカットが追加されているので、一見するべき。
OP映像と言えば、中盤からの ほむら を囲んだダンスシーンの気持ち悪さが最高。
このシーンの、4人の配置の意味を考えるとちょっと面白い。愛するまどかはすぐ隣として、
敵わないマミさんは遠くに、厄介なさやかは逆に近くに置いて監視したい、とか。


さて、Extraディスクまでにまた気力を充填しなくては。