別冊チャンピオン 2014 5月号

弱虫ペダルのトランプが付録に付いていた。

この梱包を見て、感動してしまった。だって以前にバキのトランプが付録に付いた時は↓こんなだったのだから。
別冊少年チャンピオン 2013 2月号 - 逆引き探し

しかし、このトランプで売上増が期待できるのだろうか、いつものコンビニの入荷数が倍以上になってた。

ダーウィンズゲーム
連載再開だ。
レイン、本名かよ。鈴(レイ)と音(イン)でレインか。
可愛いからなんでもいいけど。
二次元コードへの気付きでようやく頭脳派キャラらしくなって来て、活躍に期待できますね。

水使いと氷使いは双子で、能力を分担していると疑っていたが、二重人格なのだね。
ケイタイでのやりとりはミスリードの効果を含みつつ、喋ると居場所がばれるかもしれない
という配慮が本来か。
二重人格でそれぞれ異なる能力を持つということは、それぞれ別々に登録したのか?
とすると、シギルは肉体ではなく精神に宿ることになる?
能力の本質の部分は一つで、それは肉体に宿っていて、それを操る精神によって外への
表れ方が変化する、と考えた方がしっくりくるかな。

シュカが完全にデレてるけれど、ベースに連れて行った時にレインを見て、どんな反応を
するかが楽しみです。

・9デイズワンダー
あー、いけませんね。これは惚れてしまいましたね。先生の天然ジゴロめ。
どうでもいいが、フォークロアに襲われている様子がマニアックなエロ漫画にしか
見えなかったですごめんなさい。

スピーシーズドメイン
濃い一話だった。
「パンチ力増強シューズ」の一連が、完成度高い。
グローブじゃないのかよ、で笑いを取った後に、ボクシングは大地を蹴る(アライJr.)や、
素人がそんなパワーで殴ったら自分も怪我をするという盲点をしっかり拾ってくれているのが好印象。

土和ちゃんの素直さは、意外と話を進めるのに便利だな。
この子、よく見たら手指まで毛むくじゃらだった。

魔法少女オブジエンド
ラバーマスコット発売・・・?マジで?そんな決断がされるくらい売れてるの、これ?
まあそのグッズが売れて、雑誌に金が入る限りにはなんの文句も無いけれど、不思議だ。

・少年Y
この前、Kindle版が安かったので久しぶりに「酢めし疑獄」を読んでみた。
やっぱり傑作だよなあ。創作にかける初期衝動とでも言おうか、原石のセンスが荒く刺さる。
絵が本当に下手な頃だから、余計に「それでも創作したい、表現したい」という意欲が伝わってくる。
絵は下手なんだけれど、高い言語センスは既に一廉の物である。
連載当時に読んでいた頃よりも、むしろ面白く感じるのだが、当時の施川先生の年齢を
追い越したためであろうか。

服部はペットを食べようとしたり、急に止めたり、一貫性の無い狂人なのかと思ったが、
芝居と考えるのが妥当かも。
自分自身が極限の愛の体現者に成るのではなく、あくまでもそれを観察する人になりたい。
しかし、肉を削ぐ事によって命が助かった後の問題、つまり治療跡が残ったり、なんらかの
障害になることを懸念して二人が決断を鈍らせ、手遅れになっては面白く無い。
だからペットを食べるポーズで注目を集めてから、薬の効果を目の前で実践してみせた、と。
純粋に、生きるために友の肉を食うか、死ぬかの二択に落とし込んだわけだ。

・ベスケ・デス・ケベス
出落ちじゃねーか。
ルノアール兄弟作品のゲイ臭さはなんなんだろうか。


やっと単行本が出るようで。

ちーちゃんの方は読んだこと無かったので、まとめて買う。
同時発売なのは、単独だと話題性に足りないと思ってのことかな。