2014 別冊チャンピオン2月号

このロウクオリティー投げ捨てふろくは、何のために毎号付いてくるの?
この箱の厚み分、カバンの容量が圧迫されてジャマなんだよな。
ハイクオリティを謳っている割に、まあ出来がお粗末なのが余計に腹立たしい。
今回のネックウォーマーも、どこを取っても安物以下の酷い出来栄えだったわ。
フリース地、紐、紐止めの樹脂玉と、全ての材質が安っぽいし、縫製の終わりで
糸がはみ出してダマになっていている。糸クズも残っているし。
俺が中学生の時の家庭科の実習よりレベル低いんじゃね?

といった話は、アンケートにでも書いて送るべきか。
しかし実際のところ、どうなんだろう。この付録を決め手に買っている層は
それなりに存在しているのか?

スピーシーズドメイン
風森さんの赤面を眺めてニヤニヤする漫画だと思っていたけれど、意外とそれ以外の
部分もしっかりしている感が有るな。
キャラクターの面では、今回スポットが当たった土和ちゃんを始め、他のメンツも
十分に設定されていることが伺える。
話の面では、風森さんが教室に馴染んでいかなくてはならない事情が、級友の
恋愛話への感度の高さなわけだが、その描写、会話の流れが淀み無く心地いい。
話の大部分を土和ちゃんフィーチャーに使い、その流れを利用して風森さんの今後に
ついてを示して締める。構成がきれい。

ダーウィンズゲーム
ううむ、面白くなってきてる。今、別チャンで一番かも知れない。

またしてもカナメの「閃く」が発動したわけだが、なるほどね、隠されたお宝は
リングとは別に有って、それを見つけたチームがゲームの勝者というわけか。
チームと言えば、シュカが素直に即席クランへ入るとは思えないけれど、今回の
アクシデントで助けられることで、渋々承諾する流れかな。

・少年Y
新キャラ小野寺の刹那的なスピード感におののく。
まさか山崎も、神さま側にこんなバカが紛れ込んでいるとは思わないよな。
さて、またしてもユズルが蚊帳の外ですけれど。

・武鯱と虎六
うおお、フクイ先生の読み切りだ。良かった、別チャン買っててよかった。
そして面白い。フクイ先生のファンで良かった。
敵役がただのゲスい雑魚かよ、とは思ったけれど、変にキャラ立てするとメインの
二人がぼやけてしまうから、むしろ正解かもしれない。
キャラが立っている→腕も立つはず→数年来怠けていた武鯱が勝てるはずない、
ということにもなりかねないしね。

しかしフクイ先生、カロリちゃんとこれと、面白い作品を続けられるのに、
ハベマはどうしてああなった。長編やるとダレるのだろうか。