2013 チャンピオン15号

・囚人リク
極楽島内に麻薬の密造畑。しかも、栽培状況の記録をつけている者がいることから、
明らかに看守たちは麻薬とわかっていて育てさせていると見える。
トンネル作戦が頓挫した後に、リク達がこの麻薬畑にたどり着く可能性は高い。

ここで、警官のおじさんがクローズアップされたのはどういうことだろう。
鬼道院打倒の重要な情報にたどり着く鍵を、リクが知らずに掴んでいるのだろうか。

弱虫ペダル
鳴子がオールラウンダーになるなら、杉本弟がポスト田所か。
今泉君の発想がよくわからん。
3年生の引退なんて、どの学校もどの部も、当たり前に起こることだろうに。

バチバチ
数とノリと勢いで、その場限りのゴシップを狙う若年記者と、
フックの有る一言でそれを黙らす熟年記者という構図。
おっさんが、年相応の貫禄を見せてくれるとわくわくしますね。

次は天雷対大鵠。負けフラグの塊だった常松よりも、こちらの方がハラハラする。

名探偵マーニー
ゆりかちゃん、のらりくらりと要領よく生きているような子だと思っていたが、
まさか秘密倶楽部を運営する手腕の持ち主とは。
なんだかんだ、マーニーと対等に友達やっているだけあって、頭良い子だよな。
片岡さんとは今も真剣にお付き合い続いてるのね。

いきいきごんぼ
カセイ、その帽子はアウトだ。
柔術家の先生の便所シーンに、サクラノアラシとパロの早さは衰えないが、
やはりパロ元のインパクト有ればこそだな。加藤看守程の衝撃はない。

人間マン、体毛アレルギーなら服を着ろ。
と思ったけど、あれはそういうデザインのスーツなのか?突っ込みづれえ。

委員長。夢の中で若干S気味な委員長。

・ハーベストマーチ
シュランガ編完結。
途中はあまり盛り上がらなかったけど、締めは本作らしさが出ていて良かった。
カイリ達は、毒による恐怖政治と、実際に何人も犠牲者を出した代償を支払わされる。
なあなあで都合良く赦されたりはしない。そしてクゥの物語にはもう関係がない。
こういう、ある種の無情さがハーベストマーチの魅力だろう。
ラストシーン、マイラは少しだけ報われたが、彼女とて無罪放免には成り得ない
事を思うと、かえって切ない。

マイラと言えば、彼女がなぜ蛇魅の能力を得たのか。
それは、今回の目隠し姿を描くためだったんですね、フクイ先生。

久しぶりに登場した天使さまと、新キャラのロゼ。
ロゼは実の娘なのか、それとも騎士として、天使を母と呼んでいるのか。
騎士であっても、天使の側近に勤めている以上、格が違う存在なのは明らかだが。
攻撃的な性格に見えるロゼですら、天使さまに属さないクゥを始末しようとは
考えないというのは、どういうわけだろう。

・読み切り PINCH SERVER
各キャラのフルネーム紹介が冗長に感じた以外は、非常に堅実で良く出来ている。
まぁそれはいいとして。主人公の名前、シモ・ヘイヘから?

・実は私は
このタイトル、毎回”私は実は”と間違えかける。

宇宙人の秘密、スピード暴露。
結局その金づちはどっちなのよ。
白神さんに提案する時だけ一切の迷いがない、自信有りげな顔をしているから、
タダの金づち云々はジョークのつもりなのかもしれない。