2013 チャンピオン9号

・新連載 実は私は
増田英二のご帰還だ。祝え。
「透明人間」のインパクトを思うと、増田先生はこういうローファンタジーこそ
合っているのかもしれない。
秘密持ちは白神さんだけでは終わらないのだろうね。
カラー扉のピンク髪角娘とか既に隠す気が無いし、黒髪の子(=委員長?)は
髪留めのネジが人造人間を連想させる。
この流れだと、一番左の男子は人狼だろうか。

持ち味の、優しくて温かい人間関係の描写は今作でも生きている。
笑いを取る要素も過不足無し。
絵の方も、画面の見せ方が向上している。
さくらでアレだった全身像も修正され、確実なレベルアップを感じられる。

残念なのは、時折セリフのテンポが悪く、滑っている感の有るシーンが存在することか。
これはさくらDISCORDの時から感じていることで、惜しいと思っている。
ただこれは、きちんとキャラ立てされた登場人物を、3人以上同時に動かそうとする
難しさの様に思える。
その難しさに挑戦する姿勢なのだと解釈して、これからも見守って行きたい。

セリフやモノローグの中で自分のフルネームを紹介するのは、正直やめた方がいいと思う。

バチバチ
しばらく見ないうちに、常松からオーラが失せてきたように見える。
今回のも、策略というより小手先って感じ。

・囚人リク
今度はレノマが萌えキャラ化の兆候を、、、
これは、田中一郎が頬を染める日も近いぜ。

いきいきごんぼ
加藤看守w
鮮度が命のネタ、単行本化した時のリスクを恐れないライブ感。
おやっさんの水泳回想で久しぶりにでた、絵柄の違いすぎる女の子は、結局アシなの?
あとお前、たわけた事をぬかすな。メガネ掛けてる方が可愛いだろうが。

弱虫ペダル
並々ならぬさらさら髪。

名探偵マーニー
お化け長屋ですね、わかります。
事の真相に気づくのが遅れていたら、マーニーもいたずらされていたのかよ、、、
この子、結構危ない橋を渡ることが多いよな。

聖闘士星矢ND
「やったか!」「消えた!?」「そこか!」「またしても!」
コントかお前ら!

シャイナさんが蛇遣い座の黄金聖闘士になるってことかよ。
くそう、不覚にもワクワクするじゃないか。

・バーサスアース
柱のコアがとった弓矢形態に、ブルトニー・スピアーズを思い出してしまった。
マスターガンも、惜しい作品だったなぁ。
最終ページのヒミコの顔には、西条真二を感じた。
瞳や、顔の陰りのせいだろうか。

・エンジェルヴォイス
マイちゃんよく喋るね。
それ程試合に入り込んでいる事と、あの発声を病室の全員が受け入れている
ことが理由か。
やはり環境、大事。

・ハーベストマーチ
小さな、閉じた集団での異様。気づけば取り込まれている恐怖よ。
しかし、しばらくバトルしてないけど大丈夫かな?人気的に。
カタルシスまでの、溜めの期間なのはわかるけど、ここがスローペース過ぎると
打ち切りの恐怖が首をもたげるんだよ。

空が灰色だから 最終回
あああああ、、、
最終回が、こんなにも辛いエピソードで良いのだろうか。
首根っこを甘く掴んだ悪意が、希望の未来への道を阻む。
善意の、しかし弱い者は、その手を振り払って進むことも出来ず、悪に
染まることもできず苦しみながら、苛まれながら生きていくしかないのか。

・クロスブリード
この作品の世界って、みんながみんなキメラと言うわけではないのかな。
前回も今回も、主人公の男の子は純血の人間っぽいので。

女の子のためなら、さっきまでためらっていたアリキメラも平気で殺す狂気。

「どうかな」と言いながらモジモジするセミ子ちゃん可愛、、、
いや、ちょっと厳しい。
彼女、単にたかし君を利用したわけではなくて、純粋に会うのを楽しみに
していたのだろう。メル友と会う様な感覚だろうか。