51号のてんむす

今週もてんむすでした。

1P目。
絵が最大の武器で有るはずの稲山氏だが、手の描写はあまり可愛くない。
個人的には、顔が美麗でも手や足が上手に描けていないと、魅力が半減して感じてしまう。


一体何度目かわからない体力温存ネタ。
おそらく三ヶ月・村上・天子・花ぽん以外の三名を描かずに済ますため、彼女らが付いてこれない
絶対的な、唯一無二の理由としてこれまで育てられて来た、というのが真相ではないか。

ではなぜ、決勝は上記の4名だけで行われず、7名となったのか。
役割から考えていくと、以下のような足し算で決まって行ったのでは無いだろうか。
1人目、天子:主役。必須人員。
2人目、三ヶ月:同地区代表の王者。前年の覇者が不参加な以上、決勝戦の相手として自動的に確定。
3人目、花ぽん:天子の激励役。弱体化した天子が三ヶ月に勝つためには不可欠。
4人目、村上:結日vs龍聖×2 という構図のバランスの悪さ解消と、三ヶ月との競り合いで天子を
       引っ張る、そして天子のダークサイドを加速するあたりが役割。
5〜7人目:さすがの稲山氏も、このメンツに花ぽんが混じっていることに不自然を
       感じたのだろう。
      決勝戦参加者の平均値を下げる役割として、村上未満 花ぽん以上の実力者を
       投入した。
      なぜ3人が投入され、総数がキリの悪い7になったのか?知らん。
      お気に入りのキャラが絞れなかったか、逆にキャラ作れなかったんじゃないの?

2回戦ではわざわざ机を囲む配置にしたのに、決勝で横並びに戻したのも、他3名を
描かずに済ませるための工夫なんだろうな。

高く持ち上げられた麺が針金みたいでまずそう。
とんこつラーメンの茹で具合のハリガネじゃなくて、工作材料の針金ですよ。


「格上の実力者と一緒に運動をすると、その人に引っ張られて実力以上の力が出る」
「マラソンとか自転車競技で有るやつ」

それは風避けの効果によって物理的に引っ張られているのですけど。
ラソンの方は知らないけど、同じようなものだと聞いたことは有る。
もちろん風避けで引っ張ってもらっていても、引っ張ってくれるのが2段階くらい格上の人だと
途中でついて行けなくなるけど。

今回の天子の場合は、周りに影響されてペース配分が狂っている状態。
自転車競技で言えば、他の選手に抜かれた時、ムキになって追いかけている状態と言える。


おかわりの配膳は何故選手の後ろから行われるのか。
選手とタイマーの間のスペースは、ラーメンを持ったまま行き来するには若干狭いようだが。
うっかり背中側から選手とぶつかることはないか?
選手が手で受け取ろうとしているが、受け渡しに失敗してこぼしてしまうことは?
体力を消耗し、お腹が苦しくなってきている選手たちに、わざわざ振り返る動作をさせるのは?

考えられる理由としては、2つ。
1つは、観客の目線のジャマにならない事。
神事ゆえ、奉納の儀を執り行う選手たちへの応援=信仰心が欠かせないのである。
2つ目は、クソ司会の動きを妨げないため。
おそらく、天喰祭実行委員の中でも相当の権力者であるクソ司会のご機嫌を損ねてはならないのだ。


ラス2P
死にかけ天子は本当に、このまま死にそうな顔をしている。いきいきごんぼ
そして最終ページの大ゴマで天子を叱責する花ぽん。
なんて熱い展開!まさに少年マンガの王道。
立ち直れ、天子!