2015 チャンピオン16号

刃牙
一周年記念Tシャツのデザイン、ワルノリだぜ。でも、嫌いじゃないよ。
千円という安さもグッド。ただ、応募券がコピー不可だから片方しか買えないじゃないか。
迷う、迷うぞ。どっちも良い。

弱虫ペダル
この地味な一年共の声援が、派手好きな鳴子のチカラになるとイイね。

・鮫島最後の十五日
うわあ、仁王さんの圧勝で安堵したところに、これかよ。なんだよ、ひどい残酷物語だよ。
改めて第一話を読み返したけれど、確かに一コマも出てきて無いんだな、親方。
仁王さんが出て来ないのは、親方に義理立てて引退なのだろうか。今一釈然としないが。

・マジカロマジカル
う、うーん?
狼一少年の葛藤とか決意とか、そういうのは期待している方向性では無いなあ。
結局、誰が主人公格なのか、どういう話を展開したいのかがぼやけ続けている感じだなあ。
またぞろ、モスグリーンが出てくる前に新キャラ目白押しで、構成が疑問視される。
スグリーンに関しては、このまま延々と表に出ないキャラを貫いてくれるのも有りだが。

・囚人リク
壮絶。この地獄島は、囚人を更生させたり、労働力にすることを目的としていない。
暗闇の中、ジワジワと体力精神力を奪って、なぶり殺す施設だ。
でもアレだな、今回の収監されている一団は、完全に冤罪なリクを筆頭としていて、
それも黒い野望の鬼道院による陰謀の結果だから、ヒドい、悪魔の施設だと感じるものだが、
実際どうしようもない凶悪犯をなぶり殺す施設は公に存在してもいいかな、とか思ったり。

結局、周龍も収監されとる。針のムシロだろう。死にたいよな、あんな状況では。

・兄妹
楓ちゃん帽子脱げよ。
この子が登場したお陰で、コメディ的雰囲気が強まった気がするよ、本当に。

・クローバー
丈夫な舌をお持ちですね、楠くんは。投げられたとき、絶対噛んでるよ、噛みちぎってるよ。

・夢を犯せ旅人
新人賞作家「こーへー」、読み切り。”帰還”とあるが、前作はどんなのだっけ?
明るくポップな雰囲気ときょう気とが、絶妙に同居しているこの感じ、実にチャンピオン。
阿部共実やたばように続く逸材の予感。

ググってみたら、前回の作品は6号掲載の「黒緋」だとか。
当時の自分の感想を見に行ったら、なんと触れてさえいなかった。
で、改めて読んでみた。ポップな画面の魅力は凄いが、お話の方は、うん、ピンと来なかった。