2014 チャンピオン46号
・弱虫ペダル
表紙、弱泉くんはトリを務めたのであって、鳴子に先を越されたわけでは無かった。
今週もクリアしおりが付録。人数合わせの水田くぅんが場違い感。
手嶋はもう、無理しなくていいと思うよ。勝てる見込みが有るとは到底思えない。
まかり間違って真波が負けたら、それは真波の格を下げるだけだし。
このエピソードを引っ張るメリットが見いだせない。
手嶋の策が真波の足止めで、山形の人を先に頂上へ着かせることだったらたまげる。
総北も穫れないが、箱学にも山岳賞は獲らせないぞ、という。
・実は私は
「この歳まで」とか言ってるけど、嶋公ダブりだったよな。
「無事2年になって」というセリフも、彼が言うと重みが違う。
・囚人リク
最初の脱落者は椿。結局、内海が追い詰めたことで反撃の活力を与えてしまった形か。
希望を切らさないために、後で必ず合流できると信じているけれど、現実的には無理だよな。
内海との位置関係を考えると、非常階段を登ることはできず。ヘリを確保する頃には
エレベーター部隊が屋上の出入口を封鎖しているだろうし、絶望的だ。
加刑された仲間の解放は、対鬼龍院の原動力にプラスされることだろう。
・ジョギリ屋ジョーがやって来る
マジか、新作だ。嬉しい。
というか、電子版だけとは言え、単行本化してたんだ。知らなかった。すぐ買う。
ジョギリ屋ジョーがやって来る (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: フクイタクミ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/10/15
- メディア: Kindle版
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お鞠ちゃんの唄で説明されている通り、ジョーの仕事は切るという「概念」なんだね。
物理的に切り離す以外に、関係や縁を断つことまで含んでいる。
二度と消えない傷を負ったけれど、最後に残った希望に気づくことができた、、、
と見せかけて、上げてから落とす最悪のバッドエンド。さすがフクイ先生、男子には厳しい。
・喧嘩村
「増長天がやられたか」「ククク、奴は四天王の中でも最弱」
ということですか。
実際、急に敗けた感有るよね、増長天様。
・出っ歯の女の子
ううむ、流行りのデフォルメ顔を取り入れて来たか。
荒木フォローワーから一皮剥けんとする意志は感じる。
でも、ストーリーの方がなあ。
「ウサギの墓」とか「飼育係」とかのキーワードが出た瞬間、結末が大体予測できちゃう。
締めくくりが弱くて、読後感が薄まるんだよね。
デビュー作なんかは、道中の七転八倒を楽しむ造りだったからオチが薄くても良いけれど、
本作は全般的に薄いからよろしくない。
・いきいきごんぼ
カセイが新しい絵柄で登場。何かと思ったら、錻力のアーチストか。本当に貪欲だな。
錻力のアーチストは、蛮堂が出てると面白い。桃ちゃん可愛い。