2012 チャンピオン53号

いきいきごんぼ
最近委員長の出番が増えてきて嬉しい。
出てるけど、一言もしゃべってないね。

・ゲーム板
最終回なんだ。
山下のTシャツ、前は断髪しかわからんな。後ろは”完”か?

・囚人リク
うわぁ、まだピンチは続くのか。
何か有るはず、という執念だけで、脱獄の疑惑まで戻って来てしまったよ。
そして、さすが田中一郎。カマかけには乗らない。

森田よ、そこまでやるのか。本当に命がけの手じゃないか。
そうか、彼の目に映るのはレノマ一人の解放ではなくて、レノマがもたらすであろう、
スラム全域の解放なんだな。

名探偵マーニー
2本立て
1本目。スポーツ大会写真密売事件。
カラー扉、体操着でヤル気の無い表情のマリオン。
よく見るとハミパンしてるんですけど、木々津先生何描いてるんですか。
今回はさすがに、提示された情報から犯人当てをするのは無理なので、
マッチョ男子高校生のポエム付きセクシーショットをゲラゲラ笑う回と認識する。

2本目。
本格的に推理モノ的構成を捨て始めてませんか?
ただ、木々津節で描かれる哀愁有るドラマ、という意味では全然問題無く面白い。

空が灰色だから
吉永。阿部先生の描く小学生女子はなんなんだろう、危険な可愛さが有る。

あまねあたためる
こちらもカラー扉で体操着姿。
マリオンと違って、ちょっと狙ったアングル、それに添えられたアオリは。
「ほとばしる女の子パワーで男の子を元気にしちゃうぞ」
なんだこれ、ガクガクする。よくこんな恥ずかしいのを平気で載せるよ。

毎話、天然気質のあまねが無自覚にセクシーポーズを見せつけてきます。
あんまりそっち寄りにする必要は無い気がするが、軌道に乗るまでのつかみなのだろうか。

・ハーベストマーチ
なんだこの1P目は。豊満な天使様がハートマークを振りまきながら不穏な事を語っているよ。
慈愛と憎悪のアンビバレント

今週も、我が身だけでも助かりたい大人たちのエゴが恐ろしい。
安心が安全とは限らない。ロバート達が持ちかけた取引にこそ、当てはまる言葉ではないか。
天使さまに隷属したロバート達は、数十人の人間をみすみす見逃すだろうか。
しかし、そんな事情を知らなければ、誰だって目の前の「安心」に飛びつく。
いや、知っていたとしても、自らその認識を閉ざして安心出来る方へ逃げ込むだろう。

そして、ついに騎士の力を自らの意志で操るに至ったクゥ。
髪色が変わり、性格も荒々しく変容している。
建物の扉を容易く打ち破ったパワーや、多数の触手による射程範囲の広さを考えると、
ロバート達を相手取っての勝利は難しくないだろう。
フクイ先生に期待するのはその後、化物を退けた化物を、村の大人たちがどう扱うのか、だ。

興味深いのは、天使さまのクゥに対する態度。
自分への隷属を拒み、騎士の力だけを得たクゥは、事によっては敵になり得る存在。
それすら母性でもって見守ろうというのか。

・集中新連載 白銀ヴァンガード
以前、同じような世界観で読み切りを掲載していた人だっけか。
すごいなぁ、今回も世界観について、一切の説明がない。
と言っても、説明不足を感じるのはせいぜい、戦う時だけ身長が伸びる現象くらい。

・エンジェルヴォイス
遂に完成した 乾−成田ライン。
ここまでの積み重ねが丁寧に描かれているからこそ、衝撃もひとしお。