ティルキッス EX フルコンプクリア

やった、勝った。
満足した。非常に面白かった。

隠しメッセージには、作者さんの人柄が出てるなぁ。
謙虚であり、自身の作品を愛していて、またプレイヤーに対しての誠実さが伝わってくる。
アクション好きとして、この作品に出会えて本当に良かった。

高次元のプレイヤーの方はフルコンプでは飽きたらず、逆にレベルを上げない縛りプレイ
を達成しているらしいが、さすがにそれは手が出せないなぁ。
ひとまずは、終了ということで。

  • 所感

・戦闘面
 攻撃が、ボタンを押してから1テンポ遅れて出る。
 主人公のティルは、通常剣を鞘に納めているので、自分はあれを鯉口を切る動作と解釈して
 いるのだが、これはこのゲームの肝だと思う。
 うろ覚えだが、聖剣伝説ゼルダなどの代表的なアクションRPGは、ボタンを押したら即
 攻撃が繰り出されるはず。
 その感覚に慣れているせいで、最初は違和感に苛立った。
 が、慣れてくると、その 間 を含んだ間合い取りが醍醐味と感じられてくる。
 立ち位置が悪いと、抜剣までの一瞬に、敵に先手を取られる。故にゴリ押しが効かない。
 おかげで殆どのステージでよく動き回される。これが楽しかった。

 欲を言えば、攻撃方法にバリエーションが欲しかった。
 射程が長いが横には当たらない突き攻撃とか。
 突き技はディスターニア流の剣技なのかな。

・シナリオ面
 第2話にして、敵軍最強の将を倒してしまってこの先どうなるのかと思っていた。
 第3話からの急展開にはたまげた。

 ジャスティの3話での謀略は、強い国作りという理想によるものの様に語られているが、
 彼、それ以上に性欲に目が眩んでたと思う。
 4話での態度を見てると、どんだけ入れ込んでるのか知れようものですね。